「お米は太る」は間違った思い込み!? いいことずくめの白米ダイエット/ザ・ラストダイエット②
公開日:2021/7/23
木村悠著の書籍『ザ・ラストダイエット』から厳選して全5回連載でお届けします。今回は第2回です。元WBCライトフライ級の世界チャンピオン・木村悠さんが、現役時代の健康的な減量プログラムをブラッシュアップして完成させたのが、この「ザ・ラストダイエット」。なんと90%以上ものオンライン受講生が減量に成功したといいます。4つのポイントを押さえて、無理なく理想のボディを手に入れよう。
ザ・ラストダイエットは
白いごはんをしっかり食べる!
お米は太る! と決めてかかってはいませんか? その間違った思い込みは、今日から捨て去ってください。
ここ数年、流行する多くのダイエットでは、やみくもに「糖質は敵」「炭水化物禁物」などと説いていますが、白いごはんを正しく食べる習慣をつけると、多くの人が痩せていきます。
ごはんは、腹持ちがよいだけでなく、じゅうぶんな糖質を摂取することで脳に栄養が行き届き、よけいな間食を欲しがる欲求から解放されるのです。
しかも、ごはんは栄養豊富な食品です。ビタミンB、食物繊維のほか、亜鉛、マグネシウム、カルシウム、鉄、さらにはたんぱく質まで含んでいます。
おまけに消化がよいため、消化器官に負担がかかりにくく、代謝が上がって、太りにくい体質を手に入れることもできます。
はじめの2週間で食生活をきちんと見直し、体質改善の土台ができれば、自然とよぶんな贅肉は落ちていきます。
さあ、今こそ、白いごはんの魔法を信じましょう。
白米ダイエットは、こんなにワンダフル!
① 痩せる(※)
② 栄養をしっかりとれる
③ 代謝が上がる
④ 満腹感を得られる
⑤ ムダな間食がなくなる
⑥ リバウンドしない
⑦ 簡単に続けられる
⑧ お財布にやさしい
⑨ 肌がきれいになる
⑩ ぐっすり眠れる…ほか
ザ・ラストダイエットは
ごはんとおかずを、6対4に!
食事のメインは、おかずではなく、ごはんです。
1食の割合のうち「炭水化物=50〜65%」は、厚生労働省も推奨している栄養配分です。食べ過ぎず、食べなさ過ぎず、からだに必要なぶんだけ栄養をとるための「ゴールデンバランス」が、ごはん6対おかず4という割合なのです。
おかずには、ダイエットの敵となる塩分や脂質が多く、たくさん食べると胃腸の消化によけいな負担もかかります。おかずを多くとる食事が太りやすくなるのは、このためです。
おかずの量を全体の4割程度にする。「カロリーの中身」に気をつければ、太る心配はありません。