アート引越センター(アートコーポレーション)の名前の由来は?/大人の最強雑学クイズ

暮らし

公開日:2021/7/19

【答え】50音順にすると先にくるから

【解説】
アート引越センター(アートコーポレーション)の前身・寺田運輸は、鋼材を運ぶ運送会社だったが、1976(昭和51)年、本格的に引越し業に進出するとともに社名を変更することにした。当時はインターネットの普及前。不特定多数の人に社名やサービスを知ってもらうにはどのような社名にすればいいかと考えた時に、目をつけたのが「職業別電話帳」だった。電話帳は50音順に並び、しかも「アア」よりも音引きのつく「アー」のほうが先に載る。「アート」にすれば運送業の先頭に掲載され、必ず開いた人の目に触れる、と考えた。こうして、「アート引越センター」という社名が誕生したのである。だが、その後「アース」や「アーク」など、後発の同業者が急増。インターネットが普及した今となっては涙ぐましい努力に思えるが、やはり当時はまだ、引越しの際に電話帳を引く人が多かったのだろう。

雑学総研


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【著者】雑学総研(ざつがくそうけん)/珍談奇談の類から、学術的に検証された知識まで、種々雑多な話題をわかりやすい形で世に発表する集団。江戸時代に編まれた『耳袋』のごとく、はたまた松浦静山の『甲子夜話』のごとく、あらゆるジャンルを網羅すべく日々情報収集に取り組む傍ら、テレビ番組とのコラボレーションも行なった。著書は、6万部を超えるロングセラーとなっている『大人の博識雑学1000』や、『人類なら知っておきたい 地球の雑学』(以上、KADOKAWA)ほか多数。