運動が苦手でも、体がかたくても「くびれ」が出現! 女優、モデル、女子アナも夢中になる「ほぐピラ」
公開日:2021/7/16
ステイホームが続き、すっかり運動不足の日々。外出が減ったとはいえ、薄着になれば気になるところがたくさん…。そんな人におすすめしたいのが、今話題の「ほぐピラ®」だ。
「ほぐピラ」は、パーソナルトレーナーの星野由香さんが考えたメソッド。こりがたまった体をまずは「ほぐ」してから、「ピラティス」で鍛えることで、効果を出すトレーニングである。
星野さんは、美容家として多くの女性の支持を得る神崎恵さんをはじめ、テレビや雑誌で活躍する旬の女優、モデル、女子アナが頼りにする存在。今、最も予約がとれないパーソナルトレーナーのひとりだ。
初心者でも気軽にできる「やさしいほぐピラ」
女優やモデルなど、美意識の高い女性がやっているなんて、難しいのでは? と思うかもしれないが、星野さんの新刊『やせ体質になれる やさしいほぐピラ』(星野由香/主婦の友社)は、運動が苦手な人や、体がかたい人でも気軽に取り組めるように考えられている。続けていくと下腹がへこみくびれが出現したり、わき肉がとれたり、フェイスラインがスッキリしたりと体重の変化以上に見た目がガラッと変わるのだとか。
本書で紹介されている、ほぐしに使うローラーはテニスボールをタオルでくるんでヘアゴムでとめて作る「キャンディローラー」というもの。テニスボールは100円ショップやスポーツ用品店で気軽に買える。
市販の突起つきローラーやフォームローラーでもできるが、キャンディローラーのほうが刺激が弱いので、初心者でも安心だし、何しろ手に入りやすい。早速作って試しに腰にあててみたところ、確かにボールのやわらかな反発と、ボールとボールの間にできる凹凸がほどよい強さでこりをほぐしてくれる。
足の準備運動からスタート
「やさしいほぐピラ」は、まずは準備運動からスタートする。準備運動でしっかり体をほぐすことで、エクササイズの効果を高めることができる。取り組みやすいエクササイズばかりなので、運動が苦手でも、体がかたくても安心だ。
足、股関節、首&後頭部と3種類あるので、まずは「足裏ほぐピラ」をやってみた。
3方向にまんべんなくほぐすので、足裏がすっきりする。写真に、ほぐす場所=「ほぐ」と、鍛える場所=「ピラ」の印が入っているので、どこに意識を向ければいいのかわかりやすい。何より、星野さんの丁寧な解説付きの動画を見ながらできるのがありがたかった。
おなかやせほぐピラで、体があたたかくなる
準備運動のあとは、部分やせほぐピラにトライ。一番気になる、下腹の引き締めとくびれに効くという「両ひざパタパタほぐピラ」をやってみた。
キャンディローラーをあてる場所や、感じ方のコツが丁寧に書かれているのでやりやすい。キャンディローラーのほどよい刺激が気持ちよく、すぐに体がポカポカとあたたかくなった。また、このエクササイズも動画がついているので、本を読んでやってみたあとに、もう一度動画を見ながらやると理解が深まる。
「やさしいほぐピラ」はエクササイズが豊富
おなかやせのほか、脚やせ、二の腕やせ、ヒップアップの部分やせほぐピラ、朝や夜のプログラム、肩こりや脚のむくみ対策などの不調解消、テレワーク中にもできるイスほぐピラなど、目的別に選べるエクササイズが豊富。その日に気になるところに合わせて、エクササイズが選べるのが嬉しい。
回数も強度も、これでなくてはいけない、ここまで頑張らないと効かないということはなく、自分の体と相談しながら、マイペースで取り組めるのが助かる。まだまだステイホームが続きそうなので、家の中でコツコツと続けたいと思う。