「あー疲れた」が口癖になっている方へ。メンタル体操で、“疲れにくいカラダ”を手に入れよう/ メンタル体操 1日5分で心も体も強くなる「すごい運動」
公開日:2021/7/28
ストレスや心配事がたまりがちな毎日で、メンタルも落ち気味になっていませんか?
元プロ野球選手・森本稀哲(もりもとひちょり)さんもメンタルの大切さを実感しているおひとり。著書では誰でもカンタンに続けられる「メンタル体操」を紹介しています。おひとり様はもちろん、家族や友人、親子でも楽しめる、1日5分で心も体も強くなる体操です。
不安、イライラ、ストレス、肩こり・腰痛、ダイエット、疲労回復、健康維持、体幹強化などすべてに効果抜群!「スキマ時間」で「どこでも」整う、「カンタン」なのに「超気持ちいい~」体操で「コロナ疲れ」も吹き飛ばしませんか?
※本作品は森本稀哲著の『メンタル体操 1日5分で心も体も強くなる「すごい運動」』から一部抜粋・編集しました
メンタル体操で疲れにくいカラダに
メンタル体操の効果のひとつが「疲れにくいカラダ」になれるということ。これはどういうわけかというと、カラダの動かし方が関係しています。疲れるといった場合の多くは「局所疲労」です。疲れやすいカラダは、部分的にカラダを動かして活動しています。例えば歩くときも小股で「ちょこちょこ」と歩く。重いものを持つときも腕だけで持とうとする。だから、力を入れる部位だけに大きく負荷がかかって疲れてしまうのです。疲れにくいカラダの歩き方は大股。脚だけを小さく何度も動かすのではなくて、股関節から大きく下半身を動かすと同時に、体幹でしっかりと上半身を支えて、キレイな姿勢のまま移動する歩き方です。また、この歩き方だと、もも裏などの大きな筋肉がしっかりと使われてエネルギー代謝もアップし、脂肪の燃焼も促されます。ものを持つときも同じ。肩甲骨から肩関節、そして腕と、すべて連動して使うことで疲れにくい動作となります。そうしてカラダ全体を使うことで、局所への負担をカラダ全体に分散させて、疲れにくくなるのです。
メンタル体操は、ふくらはぎから始まり、股関節、肩甲骨、体幹、肩関節と、カラダ全体を使う体操です。これを続けることでカラダを大きく使うことを自然と覚えることができ、結果として「疲れにくいカラダ」ができあがるのです。
「疲れにくいカラダ」。いいメンタルにつながりそうですよね。1日の終わりが「あー、疲れた。もう、やだー」ではなくなるのですから。