【最新号レポ】「こんなん泣くしかないだろ」読者の涙を誘った“デクへのメッセージ”とは/33・34合併号『ヒロアカ』

マンガ

公開日:2021/7/24

週刊少年ジャンプ
『週刊少年ジャンプ』33・34合併号(集英社)

※この記事は最新号の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

 2021年7月19日(月)発売の『週刊少年ジャンプ』33・34合併号では、『僕のヒーローアカデミア』第320話を掲載。A組メンバーそれぞれの緑谷出久(以下:デク)に対する想いが描かれ、「A組のみんなが優しすぎて大号泣」「こんなん泣くしかないだろ」などと感銘を受ける人が続出した。

 1人で突っ走ろうとするデクを連れ戻すために、彼と対峙するA組メンバーたち。彼に各々の個性をぶつけながらも、一人ひとり温かい言葉をかけていく――。

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 たとえば「おまえだけがボロボロになって戦うなんて見過ごせない!」と言葉をかけたのは、強靭な尻尾を持つ尾白猿夫(おじろましらお)。複製腕の使い手・障子目蔵(しょうじめぞう)は「おまえにとって俺たちは庇護対象でしかないのか?」と問いかけ、帯電の個性を持つ上鳴電気(かみなりでんき)も「とりあえず風呂入ろな!? 緑谷風呂行こ!!」とデクに呼びかけた。

 さらにやるせない表情を浮かべるデクの前には、「その責任 俺たちにも分けてくれよ」と立ち塞がる轟焦凍(とどろきしょうと)の姿が。最後は蛙吹梅雨(あすいつゆ)が「あなたがコミックのヒーローのようになるのなら A組 一人で架空(そっち)へは行かせない」と言葉を続け、同話は幕を下ろす。

 A組それぞれの想いが垣間見えた今回の展開には、読者も「A組の言葉が心に刺さる」「とりあえずA組大好き。全員いい子」「デク、早くみんなと帰ろうよ…」と涙を誘われたよう。果たしてA組の想いに対し、デクが出す答えとは…。


僕のヒーローアカデミア
『僕のヒーローアカデミア』30巻(堀越耕平/集英社)