大切なのはリラックスすること。好きなものに囲まれて、自分らしく生きよう!/まわりに気を使いすぎなあなたが自分のために生きられる本
公開日:2021/8/7
仕事でもプライベートでも人間関係や言動に気をつかいすぎて、もう疲れちゃった…。私、社会に向いていないのかな。なんて1人で悩んでいませんか?
HSPは、「Highly Sensitive Person」の略で、生まれつき繊細で、刺激に敏感な人のことを表す言葉です。HSP気質はかんたんにいえば「気づきやすい人」。それはステキな「個性」です。HSPアドバイザーのRyotaさんは、自身も強度のHSP。仕事では、「自分は社会不適合者ではないか」と悩んだことも…。著者自身の体験談も交えながら、自分らしく生きる方法を一冊にまとめました。
個性をプラスに受け入れて、自分軸での生き方ができるようになりましょう!
※本作品はRyota著の『まわりに気を使いすぎなあなたが自分のために生きられる本 HSP気質を生かして、幸せになる』から一部抜粋・編集しました。
敏感で繊細なHSPさんたちは、普段の生活でも苦手なことがけっこう多いんです。この章では、HSPさんが家の中や外出先で落ち着ける方法、人間関係でリラックスできる心の持ち方、また、どうすればマインド面でラクになれるのかをご紹介します。
私が実際に行っていることでもあり、効果があるはずですので、参考にしてみてくださいね。
こうすればちょっとラクになれる 家の中編
自分で選んだ好きなものに囲まれる
誰でもがリラックスできる空間といえば、家の中でしょう。家の中は普通、自分の選んだものであふれていますよね。家の中にまで他人の意見を持ち込む必要がないため、自分の思いどおり、好きなようにできるからです。
しかしHSPさんのなかには、「他人の意見」を家の中まで持ち込んでしまう方がいます。
・人に選んでもらった服ばかり
・仕事に関するものばかり
・家に遊びにきた友達に否定されたものはすべて処分
大人だって、子どもっぽい部屋をつくるのはその人の自由です。キャラクターグッズを集めてもいいですし、オシャレさゼロにしてもかまいません。大切なのは、「あなたがリラックスできるかどうか」です。
今、あなたの部屋を見渡してみてください。あなたが選んだものであふれていますか? クローゼットの中には自分で選んだ、自分らしい服が並んでいますか?
もしそうでなければ、他人軸・他人上位の状態になっている可能性があります。自分の空間まで他人を意識することの「おかしさ」に気づきましょう。
私も、人生がうまくいっていないときは、自分らしい部屋ではありませんでした。服も誰かにダメ出しされたら捨てていた状態です。
しかし、自分らしく生きようと決めてからは、自分で選んだ好きなものであふれています。クローゼットの中も、9割が自分で選んで自分で買った服。自分らしく生きていると、部屋も自然に自分らしくなるものです。自分らしい部屋でくつろげれば、日々を安らかに送ることができますよ。