白米をおいしく食べて1カ月でマイナス3~5kg!? ボクシング元世界チャンピオンによる魔法のメソッド『ザ・ラストダイエット』
更新日:2021/8/5
ここ数年で、ダイエッターなら誰もが意識するようになった「糖質制限」。糖質を食べると太る、白米を食べるなんてもってのほかだと思い込み、食べたいものを我慢するダイエットに挫折してきた人も多いのでは?
そんな人におすすめしたいのが、『ザ・ラストダイエット』(木村悠/集英社)。
本書で紹介されているメソッドは、元ボクシング世界チャンピオン・木村悠さんが、現役時代の減量プログラムをブラッシュアップして完成させたという。1日3食しっかりおいしく食べられるのに、体験したほとんどの人が1カ月で3〜5kgの減量に成功、さらにはリバウンドもないという驚異のダイエット法を、本書から少しだけ紹介しよう。
まず知っておきたい、「白いごはん」を食べるメリット
このメソッドの最大のポイントは、「白米を食べる」こと。
実は「白いごはん」は、腹持ちがいいだけではなく、ビタミンB、食物繊維、亜鉛、マグネシウム、カルシウム、鉄、タンパク質を含む、栄養豊富な食品だ。消化もよいので消化器官に負担がかかりにくく、代謝が上がって太りにくい体質を手に入れられる。さらには、ごはんからじゅうぶんな糖質を摂取することで脳に栄養が行き届き、よけいな間食を取りたいという欲求からも解放されるのだという。
「ザ・ラストダイエット」実践のポイント4つ
このダイエット方法に必要なことは、たった4つのポイントの実践だ。
1. 白米を食べて栄養をとる
2. 水を飲んでからだを浄化する
3. 代謝を上げる
4. しっかり休む
日本人が昔から主食としてきたお米できちんと栄養をとり、水をたくさん飲んで不純物を体外へ排出し、健康なからだの土台を取り戻す。疲れが溜まると代謝は落ちるので、ぐっすり眠り、そのあいだに胃腸も休める。栄養をとるためにたくさんのおかずを用意する必要もないので、簡単で経済的だ。
こうして栄養をじゅうぶんにとり、過度な運動を避け、しっかりと睡眠をとる習慣を身につけていけば、次第に代謝は上がっていく。つまり誰でも、無理なく、健康的で美しいボディを手に入れることができるのだ。
1日に食べられるごはんの量は?
運動なしで食べながら痩せられる魔法のようなダイエットだとしても、1日にごはんをほんのちょっぴりしか食べられないのでは切ない……そんな人も、どうか安心してほしい。このダイエットで1日に食べられるごはんの目安は、なんと男性でお茶碗に大盛り5杯、女性ではお茶碗に大盛り4杯!
本書では、このように白米を食べ、水を飲むことで、人間が本来あるべき姿を無理なく取り戻していくシンプルかつヘルシーなダイエットを、わかりやすく解説している。
現役ボクサー時代、さまざまなダイエットを試したという著者が最後にたどり着いた究極のメソッド、「ザ・ラストダイエット」。リバウンドを繰り返してきたあなたも、おいしく食べて美と健康を手に入れる「最後のダイエット」をはじめてみては?
文=三田ゆき