8月8日はパインアメの日!『じゃりン子チエ』とのコラボで、はるき悦巳先生24年ぶりの描き下ろしを公開!

マンガ

公開日:2021/8/8

朝日新聞 2021年8月7日 夕刊(大阪版)
©はるき悦巳/双葉社

 ドーナツのように、真ん中に穴が空いている「パインアメ」。2つ並べると数字の「8」になることから、8月8日は「パインアメの日」に認定されている。

 今年の8月8日(日)でパインアメは、誕生から70周年。実に半世紀以上愛されてきたパインアメの誕生を記念して、国民的漫画の作者・はるき悦巳先生がオリジナル漫画を手がけることになった。

 はるき悦巳先生といえば、昭和の人情コメディーを描いた人気作『じゃりン子チエ』(双葉社)をはじめ『日の出食堂の青春』『力道山がやって来た』『ガチャバイ』など数多くの作品を世に送り出してきた漫画家。今回開催されるパインアメとのコラボ企画では、そんなはるき悦巳先生がなんと! “24年ぶり”に『じゃりン子チエ』のオリジナル漫画「パインアメの巻」を描き下ろしている。

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「パイン株式会社」では8月2日から、はるき悦巳先生が描き下ろした漫画の一部を先行公開。チエちゃんの手や目元、はるき悦巳先生の書く文字などをツイートし、「パインアメの日」までのカウントダウンを実施している。Twitter上には「これはもう、じゃりン子チエしか考えられない!」「はるき悦巳先生の作品だ!」と予想を的中させる人も続出しており、早くも大きな盛り上がりを見せているようだ。

 肝心のコラボ企画は、紀伊國屋書店の梅田本店と新宿本店で開催。8月8日から『じゃりン子チエ』(双葉文庫)を購入すると、ちえちゃんとパインアメがコラボしたオリジナルブックカバーがゲットできる。なお、ブックカバーはなくなり次第終了となるため、早めにチェックしてほしい。

 1978年に誕生した『じゃりン子チエ』よりもずっと年上のパインアメ。共通点は、今なお世代を問わずに愛され続けていることだろう。70周年のお祝いとして、8月8日はチエちゃんのように大口を開けて、豪快にパインアメを味わってみてはいかがだろうか。

じゃりン子チエ
『じゃりン子チエ』(はるき悦巳/双葉社)

「チエちゃん×パインアメ特製ブックカバーお渡しキャンペーン」概要

日時:8月8日から無くなり次第終了
場所:紀伊國屋書店の梅田本店(3番カウンター)と新宿本店
対象:『じゃりン子チエ』(双葉文庫)を購入した方

はるき悦巳(はるきえつみ)/1947年大阪市生まれ。多摩美術大学卒。1978年『政・トラ ぶっとん音頭』「平凡パンチOh!」でデビュー。同年、「WEEKLY漫画アクション」に『じゃりン子チエ』を発表。たちまち大ヒットとなり、アニメ化、映画化される。1980年、同作品で「第26回小学館漫画賞」を受賞し、約20年にも及ぶ長期連載となる。その他の主な作品に『日の出食堂の青春』『力道山がやって来た』『ガチャバイ』『じゃりン子チエ 番外篇』『帰って来たどらン猫』など。