年間600杯を食す、SUSURU直伝! ラーメンのお作法⑲クセになる! おすすめシビレ系ラーメン店

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更新日:2021/8/30

SUSURU

 ずる~ずる! どうも、1年365日「毎日ラーメン健康生活」のYouTuber・SUSURUで~す!

 みなさん“シビレ系”というジャンルはご存じでしょうか。基本的には、辛味の効いたラーメンに山椒や花椒(ホワジャオ)などのシビレるような刺激を加えたジャンルで、ここ最近の定番になりつつあります。ひとたび味わうとクセになる。今回は、そんなシビレ系ラーメンの魅力を紹介していきます!

東京・池袋「鬼金棒」はシビレ系で外せないお店

 山椒や花椒を使ったラーメンは、以前から“変わり種ラーメン”としてありました。レギュラーメニューで提供するお店が出てきたのは、わりと最近の印象。唐辛子の刺激とは異なる辛さで、痛さを感じるよりさわやかな後味を感じさせてくれるのが、シビレ系ラーメンならではの魅力です。

 都内で食べるなら、以前もこの連載で紹介した東京・池袋の「鬼金棒」は外せないお店です。絶えず行列をなしている人気店で、定番メニューはレギュラーの「特製カラシビ味噌らー麺」。味噌ラーメンそのものの完成度も高く、ひと口目から山椒の香りがスッと鼻先を抜けていく。たがいに相乗効果が生まれていて、山椒による独特なシビレを味噌がまろやかにしてくれるので、初めて食べる人でも比較的スッと味わえる一杯です。

まだまだあるシビレ系ラーメンの人気店

 東京・上北沢にある「らぁめん小池」の系列店、本郷三丁目駅の「中華蕎麦にし乃」もシビレ系ラーメンで有名なお店です。

 香味油で刺激を加えた「山椒そば」は、後味で山椒の風味がスッと抜ける印象。山椒の持つさわやかな部分だけを凝縮していて、清涼感のある一杯になっています。コンビニエンスストアのローソンでも「中華蕎麦にし乃監修 山椒そば」が販売(2021年8月22日現在)されているので、お店での雰囲気を自宅でも味わえます。

ローソン公式サイトより

 また、スープのない“汁なし担々麺”もシビレ系を語るには欠かせません。僕がおすすめしたいのは、東京・江古田の「麺や金時」です。

 汁なし担々麺と塩ラーメンが“二枚看板”となっているお店で、和食の世界から転身した店主さんの提供してくれるメニューはどれも絶品。肝心の汁なし担々麺は山椒の刺激が心地よく、月に1回は食べに行きたいと思わせてくれるほどです。

 慣れるとクセになるシビレ系ラーメン。山椒や花椒の独特な刺激は、苦手な人もいるでしょう。初めから大量に食べると「もう無理…」となるかもしれないので、徐々に体へなじませていくのをおすすめします。他のラーメンでは味わえない刺激を、ぜひ試してみてください!

<第20回につづく>

ツイッター:@susuru_tv
YouYubeチャンネル:SUSURU.TV「毎日ラーメン健康生活」(18:30頃UP)

SUSURU●毎日ラーメンをすする動画をYouTubeにアップするラーメンYouTuber。ラーメンとゲーセンが好き。