3食たべてマイナス10kg!? ダイエットに必要な「おなか」「こころ」「のど」3つの対処法とは?/ゆとりOLの毎日はなまるひとり暮らしルール
公開日:2021/9/9
インスタグラムで人気の著者ゆとりOL“もち”さんが一番大切にしていることは「毎日楽しく生きたい」という思い。社会人一年目だった頃は、コンロなし・水回り共用の狭い寮暮らし。ないない尽くしの環境を面白がりつつ「毎日楽しく続けられる自炊」を研究。“もち”さんが毎日の暮らしの中でゆる~く実践している、コンビニに行くよりカンタンな自炊のはじめ方から、お金をかけないひとり暮らしのアイデアなど、自分らしく「楽しく生きる」ための小さなアイデアやルールを紹介しています。
※本作品はもち著の書籍『ゆとりOLの毎日はなまるひとり暮らしルール』から一部抜粋・編集しました。
3つのおなかすいた対処法
ダイエット中の最大の敵は、「おなかすいた…」という切ない思い。でもその時のイライラや物足りなさは、本当に空腹からなのか?と思って、自分の心と体に向き合い分析してみました。その結果、「おなかすいた」には、3つの種類があることを発見。
1つめは、本当にエネルギー不足による空腹。栄養がちゃんと摂れているか振り返り、必要に応じておなかにたまるおにぎりなどを食べます。2つめは、ストレスによる「こころ」のおなかすいた。「空腹」ではなく、心の満たされなさが原因ですね。3つめは、水分不足による、「のど」のおなかすいた。水をしっかり飲むことで、潤って満たされます。
自分の状態が3つのうちどれなのかを見極めることで、ドカ食い防止にもなり、「空腹」または「空腹感」と上手につきあえるようになりました。
症状:白米食べたい、おなかがグーグーなる
原因:空腹、エネルギー不足
対処:よく噛み、体積のあるものを食べる(おにぎり、キャベツ)
症状:チョコ食べたい、イライラする
原因:さみしさ、ストレス、食べて一瞬幸せになりたい
対処:体を動かす気分転換(ストレッチ、散歩、買物)
小さなヘルシーご褒美食(フルーツ、ヨーグルト、ナッツ、飴)
水分が足りない
症状:アイス食べたい、ミルクティー飲みたい
原因:水分不足
対処:水を十分飲んでから、まだおなかすいているか確かめる
次のテーマは筋肉をつけること
健康が目的のダイエット習慣、続けていることはたくさんあります。基本は、野菜をたくさん食べて、夜は炭水化物を控える。その代わり朝はたっぷり食べるし、週末の外食では揚げ物も焼き肉も楽しむ。そんな風にメリハリのある食生活だからか、1~2㎏の増減はあってもリバウンドはありません。昔のぽちゃっとした自分も好きだったけど、短めのワンピースやウエストをインするスカートなど好きな服を着れるようになった喜びも大きいですね。
そして次のテーマは、筋肉をつけること。痩せたその先の人生も健康的に過ごすために、自分には筋肉が足りないと思ったので、筋肉量がわかる体重計を買いました。平日は毎朝15分くらいフィットネスゲームをしたり、楽しく続けられる筋トレ法を模索中。元々散歩が大好きだったので、時間のある週末は1時間ほどブラブラ歩きへ。リフレッシュも兼ねて、体力作りをしています。
旬を食べるお手軽薬膳のススメ
健康的な食生活を意識している中で、興味が湧いたのが薬膳。でも難しそうだしな~と思っていた矢先、プチ断食のできる薬膳料理の宿のことを知り、2泊3日で体験しに行きました。
そこでの食事が1食200Kcalとは思えないおいしさで、しかも体がどんどん元気になっていく! おだやかな笑顔のシェフのおばあさんに薬膳のはじめ方を聞いてみたら、「スーパーに並んでいる旬のものを食べるだけで薬膳ですよ」と言われた。そっか、それならできそう。さらに、「忙しければ、1食だけ野菜入りのおみそ汁を作るだけでもリセットになるので、気張らずやるのがよいですね」と。薬膳が身近になり、心まで軽くしてくれた出来事でした。
元々、楽するためと皮の栄養もとれるので、野菜を皮ごと調理して食べることも多かった私。旬を意識しながら、これからも丸ごと食べられる野菜レシピを研究していきたいと思います。