カロリーを抑えるだけでは逆効果!? 間食やコンビニ飯を続けても痩せる“じゅん式メソッド”とは/痩せるズボラ飯

暮らし

公開日:2021/9/17

外出する機会が減ってしまい、ちょっと体重が気になってきた人も多いのではないでしょうか。

そんな人にぴったりのレシピ集が登場しました!

Twitterフォロワー数16万人を超え、InstagramやYouTubeでも大人気のダイエット飯研究家・じゅんが考案したレシピは、「とりあえずこれ食べとけば痩せるよ」をコンセプトにし、ズボラさんでも手軽に作れるダイエット飯ばかりを収録。

簡単なのに笑っちゃうほどおいしく、さらに、じゅん式の痩せるメソッドも大公開! めんどくさがりの人のダイエットを応援してくれる、心強い一冊です。

※本稿はじゅん著の『痩せるズボラ飯』から一部抜粋・編集しました

痩せるズボラ飯
『痩せるズボラ飯』(じゅん/KADOKAWA)

はじめに

はじめまして。じゅんです。

ダイエット指導者として活動しながら、SNSを通じてダイエットに役立つ簡単レシピを発信しています。そのレシピを、今回はじめて書籍化することになりました。

レシピを紹介する前に、なぜ僕が“痩せるズボラ飯”を考案するに至ったのか、その経緯をお話しさせてください。

僕は、これまで多くの方にダイエット指導をしてきました。
その中でとりわけ多く聞かれたのは、
「食事改善が必須って聞くけど、何を食べたらいいか分からない」
「ダイエット飯って美味しくなくて続かない」
「普段忙しくて自炊する気力がない」
というお悩みでした。

ダイエットにおいて食事改善は最重要事項なのですが、このようなお悩みが原因でうまくいかなくなってしまうのです。

そこで、これらの問題を解決するために、
・多忙な人でも簡単に作れる
・最低限の栄養素を確保できる
・毎日食べても苦にならない美味しいダイエット飯
をコンセプトに、“痩せるズボラ飯”というネーミングで毎日レシピを発信するようになりました。

痩せるズボラ飯

実際にレシピを参考にしていただいた方からは、
「体重が順調に減っている」
「食事が楽しくなった」
「疲れていてもパパッと作れるから暴食の頻度が減った」
などの嬉しいお声をいただいています。

最近では、料理家さんや医師の方が提唱するダイエットレシピも多くあります。ですが、その大半は低カロリー・低糖質のみにフォーカスされ、その他の栄養素(タンパク質、良質な脂質、ビタミン・ミネラル)が欠けていることに、僕は疑問を持っています。

たしかにカロリーが低いと短期的に体重は落ちると思います。ただ、同時に筋肉量も減って代謝が落ちるため、長期的にみると、「痩せるつもりが逆効果」といったことになりかねません。

“痩せるズボラ飯”は、ダイエット指導の現場で得た知見をレシピに落とし込み、健康的に痩せていくことができるダイエット飯を目指しています。

普段、特に食事に気を使っていない方であれば、1食を“痩せるズボラ飯”に置き換えるだけでもダイエットに好影響をもたらすはずです。

あまり深くは考えず、ぜひ気になるレシピから試してみてください。

本書がみなさんのダイエットライフを後押しできたら幸いです。

痩せるズボラ飯

痩せるズボラ飯4か条

①ズボラに徹すべし

本書レシピの多くは、鍋やフライパンを使わずに作れます。はじめから料理を盛り付ける器※で調理すれば、食器以外の洗い物はゼロなんてことも。

※レシピの作り方では「耐熱皿」または「器」と表記しています。分量に合わせて、深めの器を使いましょう。

痩せるズボラ飯

②材料の置き換えでカロリーカットすべし

本書では砂糖の代わりに「ラカントS」を使用しています。白米はオートミールや玄米に、パスタや中華麺はとうふそうめん風に。こうした材料の置き換えでがっつり食べごたえある低カロリーのダイエット飯が実現しています。

痩せるズボラ飯

③固形スープの素は袋の上から砕くべし

フリーズドライのスープの素は、溶けやすいように粉状にして入れます。開封せず、袋のまま押しつぶすと、簡単に砕くことができます。

痩せるズボラ飯

④トッピングで満足度を上げるべし

紹介するレシピの多くは、パセリやきざみねぎ、輪切り唐辛子などをトッピングして仕上げています。見栄えが格段によくなり、風味もアップ! 丁寧に仕上げることで、早食い防止にもつながります。

痩せるズボラ飯

<第2回に続く>