準備期間/富田美憂の「私が私を見つけるまで」㉖
公開日:2021/9/19
ワンマンライブまであと少し。
刻々と近付いてきました。
変わらず日々の仕事に加え、リハを重ねています。
練習と同じくらい大切にしないと、と思っていることのひとつに「体のメンテナンス」があります。
我々にとって体は「楽器」だと、日々お世話になっているボイストレーナーの先生から教わっているのですが、
例えば、ピアノ。鍵盤が壊れたら音は鳴りません。
ギタリストもチューニングしないと奏でられません。
それと一緒で、「声」という”音”を出す為の楽器が、この体。
私は、骨盤が歪みがちで反り腰だし、昔からかなり猫背なので整体でのメンテナンスがかかせません…。
生まれつき声もハスキーで、他の人よりすこし枯れやすいから吸入器が手放せないし、かなり気を遣っているとは思います。
練習と同じくらい体を整えることは大事なんだなぁと最近改めて思っています。
これは人前に立つ以上、当たり前にみなさんやっていることだから、改めて書くのもどうかなぁ、と思ったんですが、少しでも私を知っていただけたら良いなと思い、書いています…!
たまーに「神経質になりすぎかな?」と自分で思うこともあるんですけど、自分の喉と体に必要なものがわからなかった頃より、確実にひとつひとつのお仕事の質を上げられている感じはするので、間違ってはいない……はず!
私は声の職人になりたい、という話を以前しましたが、いつもお世話になっている整体の先生もまさしく「職人」という言葉がしっくりくる方で、体のメンテナンス以外にも人生相談に乗ってくれたり、メンタル面のケアも大切にしてくださっている方なんです。
だからその整体師さんに会うと、かなり自己肯定感が上がる気がしています(笑)。
そんな整体師さんをはじめ、マネージャーさん、メイクさん、スタイリストさん、先生方、スタッフの皆さん、そんな「職人」のみなさんが日々「富田美憂」を作ってくれていて、だからこそもっともっと頑張らなきゃな、と思います。
「富田さんはそんなに頑張って疲れないんですか?」とか「もう少し肩の力を抜いた方がいいよ」と言われることがよくあるんですけど、頑張らなきゃ自分が楽しくなれないし、尊敬している方々を見ていると、きっと私なんかより頑張っている、負けないように私も努力しないと、と思うから、まだまだ正直頑張り足りてないと思います。
頑張りすぎて体が疲れたらそれを治してくれる方々がいるので! そこは甘えます。
とにかく今は、
9月26日1stワンマンライブ
という私にとっての勝負の日に向けて
努力と準備とメンテナンスを重ねるのみです。