羽田空港を「世界一」に導いたカリスマ清掃員直伝!『1か月に1回物を動かせば家はキレイになる』

暮らし

公開日:2021/9/30

1か月に1回物を動かせば家はキレイになる
『1か月に1回物を動かせば家はキレイになる』(新津春子/ポプラ社)

 多くの人にとって、掃除や片付けは面倒なもの。たとえ時間に余裕があっても、なかなか部屋の掃除には着手できないということもあるのではないだろうか…。そんな「掃除ができない人」に向けて、羽田空港を“世界一清潔な空港”に導いたカリスマ清掃員が一冊の本を出版。ひとり暮らしの社会人や主婦を中心に話題を呼んでいるようだ。

 2021年9月15日(水)に発売された『1か月に1回物を動かせば家はキレイになる』(ポプラ社)は、NHKのドキュメンタリー番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』などに出演して大きな注目を集めた新津春子さんによる掃除と片付けの入門書。掃除や片付けの考え方から実践方法まで、全てがこの一冊にまとめられている。

 同書の一番のポイントは、親しみやすさ。序章「家が汚いからなんとかしたいと思っているあなたへ」では、掃除ができない人の疑問に答える形で掃除や片付けをする理由について掘り下げられている。序章に目を通すだけでも、掃除への価値観やモチベーションがガラリと変わることだろう。

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 第1章「新津流 掃除や片付けの考え方」では、ちょっと意識するだけで部屋が片付く習慣などを紹介。「物は全て棚に置く」「通路に物を置かない」といった、すぐにでも実践できそうなものばかりなので、これまで掃除や片付けを避けてきた人でも難なく生活に取り入れられるはずだ。

 第2章「何から始めたらいいのかわからない人のための掃除の基本」では、どんな場面でも応用できる“掃除の基本的な流れ”や、掃除に使う道具が丁寧に説明されている。

 そして最後となる第3章「苦手で面倒くさがりな人のための掃除法」では、 ひとり暮らしの家の掃除の際に気をつけるべきポイントを丁寧に解説。家で遭遇するとうろたえてしまう害虫対処法や壁や天井の汚れの落とし方などが説明されており、ここまで読めばどんなケースにも対処できるだろう。ひとり暮らし以外にも応用できるテクニックばかりなので、ぜひチェックしてもらいたい。

 同書に対して読者からは、「掃除早速やってみよう思います」「目からウロコのテクニックばかり! 掃除が苦手な私でもなんとかなりそう」「いままでにありそうでなかった本。かなりわかりやすい」「できそうなものから真似をして、生活に取り入れたい」「気づかない内に部屋が汚くなってるから、助かった」「テレビで紹介されていたテクニックもあって嬉しい!」と様々な反響が寄せられている。

 新津さんの世界一と称されたハウスクリーニングのテクニックを56の技として紹介している同書。掃除や片付けに苦手意識を持っている人にこそ、おススメの一冊だ。