「絹ごし豆腐」は文字通り絹でこしているの?/大人の最強雑学クイズ

暮らし

公開日:2021/10/5

【答え】×

【解説】
スーパーなどに並ぶ木綿豆腐と絹ごし豆腐。これらは文字どおり、「木綿」と「絹」でこしているのかというと、じつはそうではない。木綿豆腐は、穴がたくさんあいた箱の底に木綿を敷き、豆乳を流し込んで作ったもの。上に重しをのせて穴から水分を押し出し、固まると完成。つまり、木綿豆腐についている布目は木綿の型なのだ。一方、絹ごし豆腐は、穴のあいていない箱に濃いめの豆乳を入れ、そのまま固めたもの。「絹ごし」という名は、絹でこしたような食感ということからつけられたもので、製造過程では一度も絹は使われていない。なお、栄養価について、両者に大きな違いはないという。

雑学総研


おすすめの動画はこちら


【著者】雑学総研(ざつがくそうけん)/珍談奇談の類から、学術的に検証された知識まで、種々雑多な話題をわかりやすい形で世に発表する集団。江戸時代に編まれた『耳袋』のごとく、はたまた松浦静山の『甲子夜話』のごとく、あらゆるジャンルを網羅すべく日々情報収集に取り組む傍ら、テレビ番組とのコラボレーションも行なった。著書は、6万部を超えるロングセラーとなっている『大人の博識雑学1000』や、『人類なら知っておきたい 地球の雑学』(以上、KADOKAWA)ほか多数。