「ママごめんなさい」母の怒りスイッチを押さないように、幼いころから母の顔色をうかがっていた/毒親絶縁日記

マンガ

公開日:2021/10/15

服をはぎとって下着のまま外へ放り出す。突然スイッチが入って怒鳴り散らす。子どもを置いてパチンコに入りびたる。子どものお金を「ちょっと貸して」と無心する――。

暴力ばかりが児童虐待ではありません。精神的虐待を受けている子どもは“親が悪い”という発想がなく、ただただ自分を責めて親の顔色をうかがうばかりになります。

「親は絶対に変わらない。私が変わるしかなかった。だから私は彼らとの縁を切ったのだ」

それでも母は私を愛しているはず――。親からの壮絶な精神的虐待を受けながらもそう信じて生きてきた著者が、ついに毒親と絶縁するまでを描いた実録コミックエッセイです。

リアルに描かれた毒親体験から、現代の家庭内虐待の問題を知るきっかけとなる一冊です。

冬の寒い日。母を激怒させてしまい下着姿で家の外に出され、「ごめんなさい! ごめんなさい!」とドアを叩く。幼い私は、母の顔色をうかがうしかなかった――。

※本作品は北瀬ユズ著の書籍『毒親絶縁日記』から一部抜粋・編集しました。

この記事は不快感を伴う描写を含みます。ご了承の上、お読みください。

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毒親絶縁日記

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