私の話に聞く耳を持たず、全てを否定する母。心配してくれていると思って耐えてきたけど…/毒親絶縁日記
公開日:2021/10/16
服をはぎとって下着のまま外へ放り出す。突然スイッチが入って怒鳴り散らす。子どもを置いてパチンコに入りびたる。子どものお金を「ちょっと貸して」と無心する――。
暴力ばかりが児童虐待ではありません。精神的虐待を受けている子どもは“親が悪い”という発想がなく、ただただ自分を責めて親の顔色をうかがうばかりになります。
「親は絶対に変わらない。私が変わるしかなかった。だから私は彼らとの縁を切ったのだ」
それでも母は私を愛しているはず――。親からの壮絶な精神的虐待を受けながらもそう信じて生きてきた著者が、ついに毒親と絶縁するまでを描いた実録コミックエッセイです。
リアルに描かれた毒親体験から、現代の家庭内虐待の問題を知るきっかけとなる一冊です。
「外で遊ぶなんて宿題があるわけないでしょ!?」と、私の話を信じてくれず、いつも決めつけで全否定する母。ただでさえ転校生でクラスになじめていないのに、友だちとの約束を破ることになり…。
※本作品は北瀬ユズ著の書籍『毒親絶縁日記』から一部抜粋・編集しました。
この記事は不快感を伴う描写を含みます。ご了承の上、お読みください。