子育てに力を入れている。子どもの割合が全国で最も高い「沖縄県」/オニすご! とんでもねー!! ニッポンびっくり事典
公開日:2021/10/27
にっぽん! いろいろコラム
似ているけどこのちがいって何?
◎山と丘
「山」は周りの土地よりもぐ~んと高い地形。「丘」は周りの土地よりも小高い地形というイメージがある。だから、「何メートル以上は山、それ未満は丘」と考えがちだけど、はっきりした基準はない。地元の人や自治体が「山」と呼んでいれば山、「丘」と呼んでいれば丘なんだ。
◎標高と海抜
「標高」は、東京湾の海面の平均を基準にした土地の高さ。「海抜」は、近海の海面の平均を基準にした土地の高さ。つまり、どちらも土地の高さを表すものであり、基本的にはほぼ同じものとして使われている。
◎川と河と河川
川も河も河川も、土地の間をぬって水が流れている場所のこと。自然の水が集まって流れるところが「川」。川のなかでも大きなものを「河」。そして、川と河、大小をひっくるめて「河川」と呼ぶ。
◎列島と諸島と群島
いずれも、複数の島々が集まったものの呼びかただ。「列島」は、たくさんの島が列をなしているもの。「諸島」は2つ以上の島の集まりのこと。「群島」は、島がまとまって群がっているもの。諸島と群島は、基本的に同じだといえそう。
◎森と林
漢字を見ると、木が3つで森、木が2つで林なので、樹木が多いか少ないかのちがいと思える。でも、農林水産省の決まりでは、自然にできた樹木の集まった場所を「森」、人工的に作られた樹木の集まった場所を「林」と呼んでいる。
◎湖と沼と池
はっきりとしたちがいはないけど、目安はある。「湖」は水深が5メートル以上で、中央の深いところに植物がないもの。「沼」は湖より水深があさく、深いところまで植物がはえているもの。「池」は湖や沼より小さく、おもに人工的に作られたものだ。
ほかに似たものに、「泉」もあるね。これは、湖や沼のように水がたまったところではなく、地下から水がわき出たところだ