日本でただひとつ! 「青森県」には途中から階段になる国道がある/オニすご! とんでもねー!! ニッポンびっくり事典
公開日:2021/10/28
日本にある47都道府県は、それぞれ特産品や名所、気候、大きさ、形…さまざまな特徴を持っていて、どこの県も魅力的!!
自分の住んでいる都道府県はもちろん、日本全国の思わず「へえ~」と言ってしまうネタを楽しく読めば、地理に興味を持つきっかけに!知っているようで知らない、日本の意外な「びっくり!」を集めた1冊です。
今回は、「青森県」と「長野県」をご紹介します。
※本作品はこざきゆう:著、MICANO:イラスト『オニすご! とんでもねー!! ニッポンびっくり事典』から一部抜粋・編集しました
青森県には、とちゅうから階段になる国道がある
国道339号線は、青森県弘前市から外ヶ浜町までを通る、約126キロメートルの道。しかし、そのとちゅうは、車やバイクが走ることができない。なぜなら、階段だからだ。
場所は、津軽半島の先端、外ヶ浜町の竜飛岬。岬の丘から海沿いの漁港までの388.2メートルの区間が、362段の階段になっているのだ。こんな国道、もちろん日本でただひとつ。
この道が、国道に指定された理由は、はっきりしていない。ただ、階段の上を通る区間と、下の海岸沿いを通る区間を1本の道としてあつかうためだったという説があるよ。
青森県の基本を知ろう
【県庁所在地】青森市 【面積】9646km2 【人口】121万5000人 【人口密度】126人/km2