備品の補充に後輩のミス、私の仕事じゃないのに…。人に拒否され孤独になるのがこわくて言い出せない/あの頃世界のすべてだった学校と自分への呪いにさよならするまで
更新日:2021/11/10
『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』の著者・もつおさん最新作をダ・ヴィンチニュースで初公開! 作品の一部をご紹介します。楽しい高校生活を送れるはずだった。学生時代の「いじめ」という名の呪いが、今もわたしを苦しめ続けている…。入学した女子校でクラスの中心的存在ミレイに声をかけられ、憧れのグループに入ることができた主人公・ユイ。からかい、無視、SNSでの悪口…。ユイを待ち受けていたのは、女子グループのなかで行われる陰湿で過酷ないじめ。些細なことで目をつけられ、いじめの矛先が自分に向けられるようになる――。自分のことは棚にあげて、都合の悪いことはすべて人のせいにする同僚。自分の意見を言いたいけど、人に受け入れられず孤独になるのがこわい…。
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