【最新号レポ】『キングダム』「史記」に基づくエピソード!? 桓騎の出した命令がえぐすぎる…/ヤングジャンプ47特大号

マンガ

公開日:2021/10/27

週刊ヤングジャンプ
『週刊ヤングジャンプ』47特大号(集英社)

※この記事は最新号の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

 2021年10月21日(木)に発売された『週刊ヤングジャンプ』47特大号。『キングダム』第696話では、桓騎が出した思わぬ指令に「ここまでする必要あるのか…」など絶句する読者が相次いだ。

 扈輒の討ち死にによって、起死回生の大逆転劇をおさめた桓騎軍。戦いは一旦落ち着いたかのようにも思えたが、桓騎は兵たちに“ある命令”を下す――。

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 降伏した趙兵が大量にいる場所では、20人前後の単位で“趙兵の移動”が始まっていた。その場に取り残された趙兵の1人が桓騎軍の兵に“どこへ行ったのか”たずねると、「俺らも聞かされてねーが 噂じゃー 少しずつ解放してやってるらしーぞー」と回答。

 その言葉を聞いた趙兵たちは「もう俺達解放してもらえるのか!?」と喜んでいたものの、実際に桓騎兵がおこなっていたのは“解放”ではなく“処刑”。趙兵たちを離れた場所に連行した後、有無を言わさず首を切り落としていくのだった…。

 そして“大量虐殺”とも言える惨劇は、広域に点在する全ての捕虜収容地で一斉に繰り広げられる。もちろん総大将である桓騎が“趙兵の虐殺”を命じていたため、読者からは「マジでヤバイ奴だな… むごすぎるわ」「雷土を殺された腹いせもあると思うけど、さすがにやりすぎだろ…」などのコメントが続出した。

 ちなみに今回のエピソードは実話に基づくもので、「史記」秦始皇本紀には「斬首十萬(首十万を斬った)」との記載が。現実世界でも起こった出来事だとすると、想像するだけで恐ろしい。


キングダム
『キングダム』62巻(原泰久/集英社)