囲碁の碁石は白と黒、どちらが大きい?/大人の博識雑学クイズ

暮らし

公開日:2021/11/15

【答え】×

【ポイント】
囲碁の碁石のサイズは、白と黒でほんのちょっと異なっている。白が直径21.9ミリ、黒が直径22.2ミリと、黒の方が0.3ミリ大きいのだ。また、厚みも黒の方が0.6ミリ程度厚い。このサイズの違いの理由は「色」にある。白は膨張色で黒は収縮色なので、並べると5%ほど白が大きく見える。そのため、同じサイズだと数が同じでも白が優勢に見え、黒の人が不利に感じてしまう。同じくらいの大きさに見えるよう、白の碁石は黒より小さく作られているのだ。

雑学総研


『大人の博識雑学1000』おすすめの動画はこちら


【著者】雑学総研(ざつがくそうけん)/珍談奇談の類から、学術的に検証された知識まで、種々雑多な話題をわかりやすい形で世に発表する集団。江戸時代に編まれた『耳袋』のごとく、はたまた松浦静山の『甲子夜話』のごとく、あらゆるジャンルを網羅すべく、日々情報収集に取り組んでいる。著書に『誰も書かなかった 日本史「その後」の謎』『誰も書かなかった 世界史「その後」の謎』『雑学大王 日本史編』(以上、中経の文庫)がある。