最小限で最高級の生き方をするために、モノなんて必要ない/君か、君以外か。君へ贈るローランドの言葉
公開日:2021/11/20
コロナ禍で新しい価値観や生活様式など大きな変化が続く時代のなかで、ゆるぎない誰かの「言葉」にそっと浸ってみたいときはありませんか?
今回は、初の著書『俺か、俺以外か。ローランドという生き方』が30万部を超える大ヒットとなった、ROLAND待望の第二弾『君か、君以外か。君へ贈るローランドの言葉』をご紹介します。
「現代ホスト界の帝王」から実業家まで幅広い顔を持つROLAND。発する言葉のすべてが「名言」になる…といわれるポジティブシンキングの秘訣やミニマリストとしての価値観など、「ローランド流」がたくさん詰まった前向きな言葉の数々をお楽しみください!
※本作品はROLAND著の書籍『君か、君以外か。君へ贈るローランドの言葉』から一部抜粋・編集しました
ミニマリストなんて、貧しい人がなるものでしょ?
そう思っている人は多いが、俺から言わせればそれは逆だ。
貧しいからこそ、その貧しさをモノで埋めるんだ。
実際、買おうと思えば、いくらでもモノは買える。
だが俺は豊かすぎるゆえに、モノを持たない。
強いてカテゴライズするのならば(カテゴライズされるのは嫌いだが)、俺は「質素系ミニマリスト」ではなく、「ラグジュアリー系ミニマリスト」に分類されるだろう。
俺という存在、それ自体が財産だ。
宝石や派手な時計は要らない。
俺自体が装飾品だ。
シンプルな服装でいい。
俺自身がブランドだから、常に全身ハイブランドだ。トレンドやシーズンも関係ない。
俺にモノなんて必要ない。
モノは人を豊かにし、幸せにしてくれる。
そう思う人は多いが、モノを持つ弊害は、実はたくさんある。
それに気づいたから、俺は各アイテム最強のモノひとつだけを持ち、それ以外すべてを捨てた。
最小限で最高級の生き方をするために。
モノを持てば、同時に失う怖さも生まれる。
失う怖さというのは、人を保守的で退屈にさせるものだ。
成功していくにつれて、モノにまみれて退屈になっていく人は多い。
そもそも持っていなければ、失うことはないんだ。
そして、散らかることもない。
散らかるモノがないのだから散らかしようがない。
何かのチャレンジをするとき、モノを捨てれば、常に大胆で挑戦的でいられる。
モノを捨てれば、常にスッキリとした清潔感のある空間を保てる。
最高の一着、最高の一個だけが収納された極上のクローゼットを眺めながら飲むウイスキーは、中途半端な女と飲むどんな酒よりも美味い。
スッキリと美しいモノトーンのリビングを眺めるのは、最高の幸せだ。
俺はたくさんの家具の代わりに、空間という家具を置いている。
広いリビングに置く空間という家具は、どんな高級家具よりも贅沢だ。
▶ROLANDさんインタビュー記事はこちら
前編:https://develop.ddnavi.com/interview/814389/a/
後編:https://develop.ddnavi.com/interview/814396/a/