可愛すぎて悶絶すること間違いなし! 妹キャラが登場するおすすめアニメ4選
更新日:2021/11/30
突然だが、あなたには、“推しの妹”はいるだろうか? この言葉だけ見ると、なんだか危ない感じがするが、ここで言う妹とはアニメに登場する二次元の妹のこと。アニメの中には、個性的な妹キャラが多数出てくる。
例えば、「お兄ちゃん大好き!」というブラコン全開のキャラから、「キモ」と冷たい言葉で兄を突き放すキャラまで、妹というカテゴリーだけでも、その振り幅は無限大と言っていいだろう。呼び方だけでも「お兄ちゃん」「兄貴」「にぃにぃ」など多岐にわたる。
そこで、膨大に存在するアニメの妹キャラの中から、おすすめの作品を4本に絞って紹介する。“推しの妹”が出てくる作品がないか、探してみてほしい。
これぞ、妹アニメの金字塔!『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』は、平凡な男子高校生・高坂京介と、才色兼備な妹・高坂桐乃の2人を中心に描かれるドタバタラブコメだ。
本作の妹キャラ、桐乃(きりの)は運動神経抜群、成績優秀、モデルまでこなしている、ハイスペックな女子中学生。茶髪にピアスを開けており、ごく普通で地味な兄・京介とは一線を画す存在だ。家庭内での兄妹の会話はゼロに等しく、京介は軽蔑のまなざしを向けられることもしばしばで、長い冷戦状態が続いていた。
しかし、あるとき、人生勝ち組の桐乃が絶対に見ないような萌えアニメのDVDを、京介は玄関で発見する。その持ち主は、まさかの桐乃。実は桐乃は、アニメ・ゲームが大好きでオタク趣味を持つ女の子だったのだ。桐乃が持ち掛けた「人生相談」により、桐乃のオタク友達を作るという目的のため京介はあちこちへ引っ張り回されることになる。
桐乃の魅力は、何と言っても“ツンデレ”な性格である。普段は京介に対して辛らつな言葉をかける割に、どこへ行くにも京介を連れまわす。面白いのは、桐乃がプレイしているゲームのほとんどが、“妹もの”というところ。桐乃は妹の自分がなぜ妹を可愛がるゲームにハマるのか、自分でも分からないと言っているが、その背後には兄に対する特別な感情がうかがえる。つまり、口には出さないが“ブラコン”なのだ。
しかも、普段はツンツンしていながらも、京介が大活躍したときにはぼそっと「ありがとうね、兄貴」なんて言うものだから、見ているこちらもその可愛げある挙動にキュンとしてしまう。京介も視聴者も振り回す、ツンデレな桐乃にぜひ注目してもらいたい。
衝撃の“歯磨き”から目が離せない!『偽物語』
『偽物語』は、ベストセラー作家・西尾維新が放つ「物語シリーズ」の一つにあたる作品。本作では、主人公の高校生・阿良々木暦(あららぎこよみ)の妹たち、火憐(かれん)と月火(つきひ)、そして彼女たちにとりつく怪異について中心的に描かれている。
正義の味方“ファイヤーシスターズ”と称して、世直し的な活動する火憐と月火。その2人に暦が振り回される形で、偽物語は展開していく。2人は仲良しの姉妹だが、見た目も性格もかなり違っており、それぞれが強烈で魅力的である。
まず、火憐はファイヤーシスターズの実戦担当で、非常にアクティブな女の子。常にブルス・リーが着そうな黄色のジャージを身にまとっているのが特徴だ。
火憐に関して、外せないのはアニメファンの間で話題になった“歯磨き”のシーン。ひょんなことから、暦が火憐の歯を磨くという展開になるのだが、歯磨き中、火憐が妙に色っぽいリアクションをするので、兄妹の間でありながらも、見ていて恥ずかしいような気分になってくる……。
一方、月火は冷静で頭が良く、ファイヤーシスターズでは参謀を担当している。小柄で普段は大人しいが、たまにヒステリックになると、狂暴な一面を見せることもある、振れ幅の激しい人物。常に和服を身にまとい、見た目にはおしとやかな雰囲気を放っている。
「プラチナむかつく!」という謎の造語を使うところも、可愛らしいポイントだ。また、月火が歌っている「白金ディスコ」というオープニングも要チェック。和テイストな曲調に合わせて、「よいしょ!」と言いながら、月火が盆踊りのような踊りを披露しており、一度見たら癖になること間違いなしのオープニングになっている。
物語シリーズでは各エピソードのメインヒロインがオープニングを歌っているので、火憐やその他のヒロインたちの歌にもぜひ注目してほしい。