いつも私を気にかけてくれた知り合いのおじさん。ある日わが家に訪ねてきて…/16歳で帰らなくなった弟
公開日:2021/12/16
あなたが最後に大切な人へ「好き」と伝えたのはいつですか?
いつか必ずやってくる大切な人との“別れの日”。著者のきむらかずよさんは、自身が高校生の頃に弟を亡くしました。『16歳で帰らなくなった弟』は、そんな悲しい出来事に見舞われた著者と家族が、再び歩き出すまでをつづったコミックエッセイです。
職人気質の父、肝が据わった母、思春期をこじらせて素直になれない私、そして自由奔放でヤンチャだけど誰からも好かれた弟。どこにでもある家族の風景が、警察からの一本の電話によって一瞬にしてもろく崩れ去る…。
私と弟を昔からかわいがってくれていた知り合いのおじさんは、心から信頼できる存在だった。しかし、そんなおじさんのまさかの行動で私は大人の汚さを痛感することになる。
※本作品はきむらかずよ著の『16歳で帰らなくなった弟』から一部抜粋・編集しました
この記事はセンシティブな内容を含みます。ご了承の上、お読みください。
崩れていく家族


