今年もっとも読者に支持された10作品は?「読書メーターOF THE YEAR」発表!

文芸・カルチャー

公開日:2021/12/7

ダ・ヴィンチ
『ダ・ヴィンチ』2022年1月号(KADOKAWA)

 12月6日(月)発売の『ダ・ヴィンチ』2022年1月号(KADOKAWA)で、毎年恒例、読者投票によって決定するブックランキング「BOOK OF THE YEAR 2021」が発表された。

 小説部門TOP50の1位は、加藤シゲアキによる青春小説『オルタネート』に決定。高校生限定のマッチングアプリ「オルタネート」が必須となった世界で、若者たちが繋がるとは何かを問う本作は、2021年本屋大賞にもノミネートされ、第164回直木賞候補作品にもなった話題作だ。

 また、コミック部門TOP50の堂々1位は、社会現象にもなった『鬼滅の刃』(吾峠呼世晴/集英社)が選ばれた。各部門ともに今年の話題作が続々ランクインし、あわせて受賞者インタビューも掲載されているので、ぜひ『ダ・ヴィンチ』最新号をチェックしてほしい。

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 そして、もうひとつ注目したいのは、本好きが交流するサイト「読書メーター」のユーザーを対象にした「読書メーターOF THE YEAR(※)」の発表だ。2021年、ユーザーにもっとも支持された10作品を紹介しよう。(※)ランキングは、読んだ本登録数やレビュー投稿数を集計して選出。

『ワンダフル・ライフ』(丸山正樹/光文社)

1『ワンダフル・ライフ』(丸山正樹/光文社)
2『羊は安らかに草を食み』(宇佐美まこと/祥伝社)
3『十の輪をくぐる』(辻堂ゆめ/小学館)
4『コロナと潜水服』(奥田英朗/光文社)
5『ほたるいしマジカルランド』(寺地はるな/ポプラ社)
6『きのうのオレンジ』(藤岡陽子/集英社)
7『臨床の砦』(夏川草介/小学館)
8『ヴィクトリアン・ホテル』(下村敦史/実業之日本社)
9『天使と悪魔のシネマ』(小野寺史宜/ポプラ社)
10『一橋桐子(76)の犯罪日記』(原田ひ香/徳間書店)

 1位を獲得した『ワンダフル・ライフ』は、寝たきりの妻を介護する「わたし」の物語と、さまざまな悩みを抱える男女の物語が絡みあい、繋がり、慟哭の真実が明らかになるというストーリーだ。著者の丸山氏にとってデビュー10周年の節目の受賞となった。この発表を機に、読書メーターは、『ワンダフル・ライフ』と過去作が抽選で当たるプレゼントキャンペーンを実施しているのでこちらもお見逃しなく!

*第1弾*
ランキング1位を獲得した『ワンダフル・ライフ』のサイン本。
【応募期間】2021年12月6日(月)正午~12月13日(月)正午
【URL】https://bookmeter.com/giftbooks/421

*第2弾*
『慟哭は聴こえない』をふくむシリーズセット。
【応募期間】2021年12月13日(月)正午~12月20日(月)正午
【URL】https://bookmeter.com/giftbooks/423