50代でも白髪・抜け毛が目立たない! ハーブコンシェルジュが教える“効くハーブ”の本
公開日:2021/12/9
コロナ禍に入ってから、「身体も心もなんとなく不調…」という人が増えてきている気がする。どうにか改善できないものか。もし悩んでいるなら、日常にハーブを取り入れてみてはいかがだろうか。「おうち時間」が増えた昨今、家庭菜園や料理に費やす時間も増え、ハーブへの注目度は上昇中。ハーブには嬉しい効果が満載。上手く活用できれば、あなたの心と身体を自然と整えることができるのだ。
だが、「ハーブってどう使えばいいの?」と戸惑う人も多いのでは。そんな人にオススメなのが『わたしに効くハーブ大全』(小早川愛:著、糸数七重:監修/主婦の友社)。TBS『マツコの知らない世界』などにも出演したハーブコンシェルジュ・小早川愛さんがハーブの手軽な活用法を教えてくれる1冊だ。ハーブは、香りをかいでもよし、食べてもよし、肌に吸収させてもよしの、実はとっても手軽に生活に取り入れられるアイテム。肌や髪の悩み、だるさや疲れ、生理やPMS、メンタル不調など、女性にはさまざまな悩みがつきものだが、小早川さんは、そのひとつひとつの不調に合わせたハーブの使い方を教えてくれる。
ハーブの中でも注目はローズマリー。ローズマリーにはアンチエイジング効果があるそうで、特に美髪効果が高いという。著者の小早川さんは50代だが、ローズマリーリンスのすごい美髪効果を実感しているそうで、抜け毛が一気に増えて薄毛を心配していたところに、このリンスを使うようにしたら抜け毛がぐっと減り、美容師さんに毛量を驚かれるまでになったのだとか。さらに30代前半から悩んでいた白髪も、50歳を前に進行のテンポがゆったりしてきたという。ローズマリーリンスは、ビンにお酢を500mlほど注ぎ、生のローズマリー5本を入れて約1カ月間冷暗所で保管するというもの。シャンプー後に全体に馴染ませてすすぐだけで髪が潤うというから、ぜひとも試してみたい。
また、すっきりしない胃腸に効くというパクチー&レモンのデトックスウォーターも気になる。パクチーには胃腸を元気にし、排便を促す効果があるので、フレーバーウォーターにして飲むと胃腸がすっきりするのだそうだ。作り方はフレッシュのまま3cmくらいに刻んだパクチー1〜2株と、輪切りにした有機レモン半分を、500mlのミネラルウォーターとともにドリンクボトルに入れるだけ。夜寝る前に作り、朝起きがけの1杯として飲めば、前の晩の胃もたれが解消して、爽やかに1日を始められそうだ。
さらに本書ではInstagramでもバズった美味しくて健康にもいいハーブレシピも紹介。納豆にスイートバジル、ラー油にペパーミント、セージのキーマカレー、ハーブクッキー、さわやかミント鍋…。どの料理も斬新な組み合わせで「その発想はなかった!」と驚かされる。そして、どの料理もとっても美味しそうなのだ。ハーブをのせるだけの普段の料理の簡単アレンジから、使い勝手のいいハーブ調味料、さらにはダイエットに効くハーブごはんまで教えてくれるから、手軽なものからすぐに作ってみたいと思わされる。
本書で紹介されているハーブは近所のスーパーでも手に入る身近なものばかり。気になったらすぐ活用できそうなのがなんとも嬉しい。ハーブに秘められたパワーを活用しない手はないだろう。あなたもこの本とともに、お気に入りハーブを探してみてはいかがだろうか。
文=アサトーミナミ