石井ゆかり 12星座の星回り×「本」占い《2022年特別編》

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更新日:2021/12/24

 2021年も終盤。2022年はどんな一年になるのだろう? と気になっている人も多いのでは? 今年も『星栞 2022年の星占い』と『星ダイアリー2022』(ともに幻冬舎コミックス)を上梓、星占いの記事等で人気のライター石井ゆかりさん。今回特別に、「本」をテーマにして2022年の星を占っていただきました。

【INTERVIEW】石井ゆかりさんに聞いた2022年の星模様。前半でチャージして、後半は…?

イラスト:生駒さちこ

牡羊座:「謎解き推理小説」

 年の前半は秘密や謎に心惹かれ、一人の時間を楽しみたくなりそう。年の後半はアタマを使って勝負する季節なので、これも推理小説がぴったりのイメージ。ワクワクすること、スリルを感じることへのニーズが高まる年。

牡牛座:「群像劇」

「世の中にはいろいろな人がいる、だから摩擦や衝突が起こるけれど、ゆえに面白い」。このことが牡牛座の2022年のテーマとなりそう。いろいろな人がいる中で「自分はどんなポジションの人間なのか」を探究できる。

 

双子座:「憧れの人の手記・自伝」

 大きな目標や夢を抱いて、熱い勝負ができる2022年。ゆえに、「自分もこんな生き方をしてみたい!」と思える人の言葉が心にぐっと入ってくるかも。憧れの人の生き方を参考に、自分自身の新たな生き様を創造できる。

 

蟹座:「読んだことのないジャンルの本」

 未知の世界への扉を開く2022年前半。本来なら「旅の季節」だが、まだ自由な遠出は難しそうな状況なので、せめて知的に「旅」をしては。蟹座の人は「知らないモノは嫌い」だが、敢えて心のハードルを越えてみたい。

 

獅子座:「ちょっと難しいかな?くらいの本」

 特に年の後半、知的な成長期に入る獅子座の人々。簡単にわかりそうなものよりも、少し歯ごたえがあるようなもののほうが、心にぴんとくるかも。本の「食わず嫌い」を超えていける。友達の誘いで新境地に至る気配も。

 

乙女座:「恋愛小説」

 特に年の前半、愛とパートナーシップの時間に。恋愛小説は人の心の深さを教えてくれる。恋をすると自分自身の「妄想」に振り回されて悩みがちになるが、同じ「妄想」ならいっそ、美しいフィクションに没頭してみては。

 

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天秤座:「バディものの探偵小説」

 年の後半、パートナーシップの時間に入る。同時に「遠征」の雰囲気も出てくるので、「相棒・相方」がある物語に心惹かれるかも。人間同士の関係性には本当に多様なバリエーションがある。ケンカしても、なかよし。

 

蠍座:「純粋に楽しむための本」

「ためになる本」を読むと、人間を堕落させたい悪魔が喜ぶ。人の魂が堕落を避けるためには、心から楽しいと思って読める本を読むことだけが、助けになる。2022年は特に「ためになる」「役に立つ」は、よけて通りたい。

 

射手座:「アーティストの伝記」

 創造的な年なので、アーティストの伝記がクリエイティビティを刺激してくれるかも。また、ほとんどのアーティストは、何かしら、世の理不尽と最前線で闘っている。2022年は闘いの年でもある。熱い戦意を盛り上げたい。

 

山羊座:「建築の本、インテリア本」

 2022年は山羊座の人々にとって「建設の年」。物事の全体像を捉えると同時に、「時間」の眼差しで捉えることも重要になる。人が集まってくる場、人を守る場所、自分の安らぎの場所、等々、多面的な意味や価値を考えたい。

 

水瓶座:「園芸の本」

 2021年が「スタートの年」で、2022年は「スタートさせたことを育てる年」。「園芸」はそのメタファーとして持ち出してみた。去年自分自身の庭に蒔いた種を、今年どう育てていくか、という観点で本を選びたくなりそう。

 

魚座:「哲学の本」

 特に2022年前半は「原点回帰」の時間となる。ゆえにこの時期に出会い、心に響いた本は、この先「座右の書」になっていく可能性が高い。「自分とは何か」を、多くの哲学者が考えてきた。心に響く本は、自分を映す鏡だ。