髷(まげ)が結えなくなった力士は引退する?/大人の最強雑学クイズ

暮らし

公開日:2021/12/28

【答え】×

【解説】
力士のトレードマークである「髷(まげ)」のスタイルは、時代とともに変化してきた。現在、十両以上の力士だけに許される大銀杏(おおいちょう)は、明治時代半ばにできたものだという。大銀杏が結えないほど頭髪が薄くなると、力士は引退するなどという話を聞くが、じつはそうした規定は存在しない。ただし、横綱土俵入りの露払いや太刀持ちを務める力士は、大銀杏でなければならないという暗黙の了解があるため、大銀杏の結えない力士はこれを務めることができないという。では、大銀杏が結えなくなって自ら引退した力士はいるのか。じつは大正時代の名横綱・栃木山(とちぎやま)は薄毛で大銀杏が結えなくなったことから、突然引退したともいわれている。

雑学総研


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【著者】雑学総研(ざつがくそうけん)/珍談奇談の類から、学術的に検証された知識まで、種々雑多な話題をわかりやすい形で世に発表する集団。江戸時代に編まれた『耳袋』のごとく、はたまた松浦静山の『甲子夜話』のごとく、あらゆるジャンルを網羅すべく日々情報収集に取り組む傍ら、テレビ番組とのコラボレーションも行なった。著書は、6万部を超えるロングセラーとなっている『大人の博識雑学1000』や、『人類なら知っておきたい 地球の雑学』(以上、KADOKAWA)ほか多数。