高校球児が持ち帰る甲子園の土は、春と夏では色が違う?/大人の最強雑学クイズ

暮らし

公開日:2022/1/5

【答え】×

【解説】
兵庫県にある阪神甲子園球場は、阪神タイガースの本拠地であると同時に、春は選抜高等学校野球大会、夏は全国高等学校野球選手権大会が開催される、高校野球の聖地である。試合に負けた高校球児たちが土を持ち帰る姿は、甲子園の風物詩にもなっているが、じつはこの土、春と夏ではちょっと異なるという。
甲子園の土は、黒土と砂を混ぜているのだが、選手たちがプレーしやすいよう、季節に応じて混ぜる割合を春と夏に変えているのだ。春の割合は、おおむね黒土5:砂5。雨が多い時期のため、夏よりも水はけのよい砂を多めに配合している。一方、夏の割合は、おおむね黒土6:砂4。太陽の照り返しから白いボールを見えやすくするため、黒土の配合を多くしている。

雑学総研


おすすめの動画はこちら


【著者】雑学総研(ざつがくそうけん)/珍談奇談の類から、学術的に検証された知識まで、種々雑多な話題をわかりやすい形で世に発表する集団。江戸時代に編まれた『耳袋』のごとく、はたまた松浦静山の『甲子夜話』のごとく、あらゆるジャンルを網羅すべく日々情報収集に取り組む傍ら、テレビ番組とのコラボレーションも行なった。著書は、6万部を超えるロングセラーとなっている『大人の博識雑学1000』や、『人類なら知っておきたい 地球の雑学』(以上、KADOKAWA)ほか多数。