サッカーのスローインはなぜ両手投げなの?/大人の最強雑学クイズ
公開日:2022/1/6
【答え】片手投げだと、遠くまで届きすぎるから
【解説】
サッカーの試合では、ボールがタッチラインを割ると「スローイン」で再開される。その際は、両足をしっかりと地面につけて両手で投げ入れるよう定められている。だがこのスローイン、もともとは片手で行われていたという。片手から両手投げのルールに改正された原因を作ったのは、ウイリアム・ガンという選手だった。強肩だった彼は、スローインを軽く50メートルは投げることができた。これは、センターサークルからゴールまで届くほどの距離。当然、彼のスローインは大きな戦力となった。さすがに片手投げ反対の声が高まって、スローインの攻撃性を弱めるべくルールが改正され、1882年からは両手投げが義務化されたのだ。
雑学総研