働きすぎて、戦闘モードに…。そんなときは、心をときほぐすことも大切!/しいたけ.のやさしいお守りBOOK
公開日:2021/12/30
自分に自信がなくなり、ネガティブになる…。そんな、疲れたココロを癒すために、大人気占い師・しいたけ.さんが、18のカラー心理学で占う「ココロの守り方」や自分に合った「自信の回復法」など、ココロをリラックスするコツを、ご紹介します。
大丈夫、どんなときもなんとかなる!『しいたけ.のやさしいお守りBOOK』を読んで、少し休憩をしましょう!
働きすぎて、ずっとONの状態で気が張っている人も多いはず。そんなときは、自分の心のなかで「大丈夫」と言ってみてください。この「大丈夫」を習慣づけることで、他の人にも優しい気持ちで接することができますよ。
※本作品はしいたけ.著の『しいたけ.のやさしいお守りBOOK』から一部抜粋・編集しました
「大丈夫だよ」って言ってみて
僕は疲れているときにツイッターを見られなくなることがあります。
ツイッターのタイムラインに流れてくる「いろいろな声」に対して、肉体的な痛みを感じてしまうから。
とくに、群衆の前に立って、まるで演説のように相手に大声で訴えかけ、痛みを共有するかのように、強い言葉を発する声。
そういう声が聞こえる気がして、「うっ」となってしまうのです。
読者のみなさんも、友だち、上司、知り合い、初めて会う人など、相手の「声」を聴いているときに自分の「耳」と「胸」のあたりがどう振動しているかを確かめてみてください。
たとえば、親友の声はお互いに信頼し合っているから、心地よいリズムとして耳や胸に響いてくるでしょう。
でも、あまり気が合わなくて、こちらにマウントを取ろうとしてくる人の声は、自分の耳なり胸なりに「響きすぎ」という形で届きます。
「いやぁ、○○ちゃんね、働きすぎだよ!」と心配してくれるその言葉はうれしいんだけど、どこかその「声」には「最近、つき合い悪いよね」とか「私以外の人間には気をつけなさいよ」という圧迫感を感じる。
その人と会ったあと、帰路につくために駅に着いた瞬間に、「ふー」と解放されたような安心感を覚えたらどうでしょう。
その人と会っている自分は「義務」かもしれません。そういう相手とは距離を保ってつき合ったほうがよかったりします。
そういえば、昔、ある本に「声のトーンがワンパターンの人は信用できない」と書かれていたことを思い出します。
僕は、
「その人の表情のバリエーションと、その人が持つ声のバリエーションはリンクしている」
と感じています。多くの人は、大きく3つのモードの表情と声のバリエーションを持っています。
①戦闘モードの声:仕事での商品説明など「戦闘服を着て、きちんと声を張らなければいけないとき」のモード
②戦闘とプライベートモード半々の声:親友以外の知り合いや、少し打ち解けているときのモード
③プライベートモードの声:自宅の部屋にいるときや、親友に話しかけるときの声
余談ですが、ドラマのシーンなどでよく、夫の浮気が妻にバレるシーンがありますよね。
あれは、本来家庭に帰ってくれば、③のプライベートモードの声になるはずなのに、「ただいまー」と言った声に「妙に気を張った」②のモードが入ってくるからだと思います。それが違和感のもとになるのですね。