試しに購入してまずは「当てたときの快感」を知る

　本書のテーマであるナンバーズ3は000～999までの3ケタの数字と、その並び方を当てる宝くじ。購入方法には、下2ケタのみを選ぶ「ミニ」もあります。

　当選番号には「規則性」があるという著者は、なんと過去にミニロトで1等940万7400円を当てたことも…。うらやましいかぎりですが、本書を読めば夢ではないかもしれないと思えてきます。

　宝くじをギャンブルと思う人もいるかもしれませんが、著者は「攻略できるゲーム」として考えれば、ナンバーズ3は「素晴らしいバランスのもの」になると言います。

　はじめに必要なのは慣れで、まずは「当てたときの快感」を知るため購入する。例えば、下2ケタのみを当てればよい「ミニ」であれば数字も選びやすく、入門としても最適。慣れないうちは十のケタのみ選んで一のケタは総流しで買うなど、それでも当選金が「7000～9000円」になる場合が多いそうです。

　参加しなければ結果は生まれません。気になる方は、チャレンジするところからはじめるのもいいかもしれません。

トイレットペーパーの三角折りなど…開運の第一歩は「掃除」

　著者は運気を引き寄せるため、身の周りを整理整頓しているそう。開運の第一歩は「掃除」だと述べています。

　例えば、トイレットペーパーの使用後、必ず三角折りにするのも著者ならではの習慣。仕事場の事務所でもルール化していると言いますが「日頃からの心がけ次第で運の流れは違ってくる」と、高額金当選という結果を出したからこそのアドバイスをしています。

　また、夜遅くの帰宅であっても、自宅の気になるところを完璧に掃除してから数字を予想しているそうです。整理整頓だけではなく、テレビがついていたら「消すかミュートにして、正座をして」予想するのも習慣だと言いますが、やはり、運をたぐり寄せるためには日頃からの「心がけ」が大事なのかと思わされます。

　夢を買えるのが宝くじの魅力でもあります。1枚だけでも購入してみれば、当然発表日までワクワクしながら過ごせるはず。本書でコツを学び、明日から“宝くじ生活”をスタートするのはいかが？

文＝青山悠