たれたお尻を引き締めたい! 股関節を動かす「ニーリングヒップヒンジ」でお尻の筋肉を鍛えよう/ 激やせストレッチ
更新日:2022/2/14
おうち時間が増えて運動不足に悩まれている方は多いのではないでしょうか。家にいながら気軽に体を動かせて、気になる部分もシェイプアップできたらいいと思いませんか?
今回ご紹介する書籍は、YouTube登録者数170万人を超える「バレエストレッチチャンネル」を配信する人気トレーナー、中川裕喜さんによる『1分でみるみる細くなる! 激やせストレッチ』です。太ももや二の腕、下腹、お尻など気になる部分をたった1分間のストレッチで効果的に引き締めます。
YouTubeでも話題になった『1分でみるみる細くなる! 激やせストレッチ』から、気軽にできるストレッチをお試しください。
※本作品は中川裕喜著の『1分でみるみる細くなる! 激やせストレッチ』から一部抜粋・編集しました
お尻激やせストレッチ
やせポジCHECK
・イスに浅く座って背もたれに体を預けている。
・しゃがむ動作をほとんどしない。
・体をひねるときにひざが動く。
・歩くとき、かかとから着地している。
・階段を上るとき、へその高さまでひざを上げることができない。
1つでも心当たりがあると…
目指せ! やせポジSTYLE
体のメカニズムを理解し、ストレッチをしていけば、お尻激やせできます。
お尻の筋肉のメカニズム
よくある状態
太ももやふくらはぎが疲れやすい
歩いたり階段を上ったりしたときに、太ももやふくらはぎが疲れる人は要注意。無意識に靴の中で地面を踏みしめるクセがついており、足首がかたく、ふくらはぎがむくみ、太ももに負担がかかる状態になっている。ヒールを履く人も同じ状態。朝や夕方に脚がむくむ人はこの傾向にある。
筋肉の状態
お尻の3つの筋肉が使われていない
お尻の筋肉である臀筋群は、小臀筋、中臀筋、大臀筋で構成されているが、脚を使った動作が多くなると、これらの一部、またはすべてが使われておらず、お尻はたるむ。さらに脚の負担が増え、太くなる。もも尻を作るには、臀筋群のバランスを整えることが必要となる。
改善の方法
股関節を使うストレッチを行う
股関節を広げるストレッチで、股関節を使えるようにする。足首、ふくらはぎ、太ももを伸ばすストレッチも行い、お尻に力が入るようにする。また、スクワットのアレンジストレッチ(お尻激やせストレッチ)を強度の低い種目から行う。お尻の筋肉が使えるようになると、階段昇降だけでもヒップアップに。
ヒップヒンジとは、股関節を動かすという意味。お尻全体の表面側の筋肉である大臀筋を鍛えることができます。筋肉の伸縮運動でヒップアップを導きましょう。
OPTION POSE
難しい場合は、両手を胸の前でクロスしてひざ立ちし、すねを平行に置いて上体を倒す。