『サザエさん』タラちゃん“3歳児”とは思えぬ親孝行「かわいすぎて心洗われた」

アニメ

公開日:2022/1/2

サザエさん
『サザエさん』14巻(長谷川町子/朝日新聞出版)

 12月26日放送された『サザエさん』では、タラちゃんが父・マスオにとった可愛らしい“親孝行”が話題に。視聴者からは「ほんまに三歳児かよ」「心洗われた」などと反響があがっている。

 そのエピソードは作品No.8358「パパ、お疲れです」。深夜ラジオを聴いていたマスオは、翌朝寝坊をする。朝からあくびをしている様子を見たタラちゃんは、マスオが仕事で疲れていると勘違い。その日は休日で、サザエも波平もフネも出かける予定が重なり、マスオと子どもたちで留守番をすることになっていた。そこでタラちゃんは、マスオをゆっくり休ませてあげるために自分たちが家事をしようと、カツオとワカメに手伝ってほしいとお願い。

 遊びにでかけようとしたカツオだったが、マスオの大あくびを見て「あんなに大あくびをされちゃ仕方ないか」と了承する。その後、マスオがうたた寝から起床し、家の掃除をしようと立ち上がると、そこにはすでに掃除を始めているワカメの姿が。「僕がやるよ」と声をかけるも、ワカメは「大丈夫。お休みしてて」「そこにいちゃ邪魔!」と拒否。それではお風呂場を掃除しようと向かうと、ここでもすでにカツオが掃除を始めており、玄関前の掃き掃除はタラちゃんが。

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 マスオは「みんな急にどうしたんだろう…」と理解できていない様子だが、ゆくゆく子どもたちから真相を聞き、気持ちを尊重しゆっくり過ごすことを決意。早速昼寝をし始めると、タラちゃんはマスオの寝顔を見ながら「よく寝てるです」と微笑むのだった。

 まるで親子が逆転したかのような、タラちゃんの優しさに対し、視聴者からは「タラちゃんって、3歳なのか…  にしてはしっかりしてるな…」「タラちゃんかわいすぎて心洗われた」「息子がタラちゃんほどの年齢になり、サザエさん見ていると息子と重ねてしまってタラちゃん愛おしい。すごく愛おしい。なんだろうこの気持ち」「タラちゃんが健気すぎて泣ける」「タラちゃんほんまに三歳児かよ」などと反響があがっている。

 マスオにとっても、タラちゃんの優しさと成長を感じる忘れられない休日になったであろう…。