【最新号レポ】『キングダム』「正気の沙汰じゃない…」閼与の兵士たちがとった戦術に読者驚愕!/ヤングジャンプ6・7合併特大号

マンガ

公開日:2022/1/18

週刊ヤングジャンプ
『週刊ヤングジャンプ』6・7合併特大号(集英社)

※この記事は最新号の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

 2022年1月6日(木)に発売された『週刊ヤングジャンプ』6・7合併特大号。『キングダム』第705話では、趙国の閼与(あつよ)軍が取った行動に対して「なんて恐ろしい戦術なんだ…」など驚きの声が相次いだ。

 趙国・閼与を制圧しようと、攻城戦を仕掛けた王翦軍。南壁に大量の大梯子をかけて侵略を目論むが、壁上にいる閼与の兵士たちは「道連れ戦法」に打って出る。

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 同戦法は“深手を追ったら秦兵を道連れにして自ら飛び降りる”という狂気じみた戦い方。“守備兵の死体”が壁際にたまらないので、“次の兵が守りに入りやすくなるメリット”も兼ね備えていた。

 「道連れ戦法」を目の当たりにした王翦軍の第三将・田里弥(でんりみ)も、「守城戦において兵卒が取れる最上の手だ」と称賛。その一方で「命令があったとしてもここまで徹底して出来ることではない」「末端の兵士まで士気が高すぎる ……“異常”だ」などと疑念を抱く――。

 実は閼与の兵士たちは「桓騎に虐殺された投降兵達の親・兄弟・子ら遺族達」。彼らは秦軍に恨みを晴らす日を待ちに待っていたため、苛烈な戦い方を強いられても実行に移せたのだった。

 SNS上で読者からは、「正気の沙汰じゃない…」「決死の覚悟がある敵ほど手強いものはないよね」などのコメントが続出。

 士気が高い閼与軍を相手に、王翦軍は勝利をつかみ取ることができるのだろうか。


キングダム
『キングダム』63巻(原泰久/集英社)