国際大会の50メートルプール、その厳密な長さは?/大人の最強雑学クイズ

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公開日:2022/1/19

【答え】50メートル2センチ

【解説】
水泳の国際大会で使用される50メートルプールの長さは、厳密には50メートルではない。正確には、50メートル2センチである。なぜこのような中途半端な長さになっているのか。国際大会では、プールの両側に自動審判時計装置というタッチ版が設置され、これに触れることでタイムが自動的に表示され、公式記録となる。このタッチ板の厚さはちょうど1センチ。つまり、タッチ板を両側につける前提で、公式プールは2センチ余分にとって50メートル2センチとなっているのだ。タッチ板がオリンピックで初めて採用されたのは、1964(昭和39)年の東京オリンピックだという。

雑学総研


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【著者】雑学総研(ざつがくそうけん)/珍談奇談の類から、学術的に検証された知識まで、種々雑多な話題をわかりやすい形で世に発表する集団。江戸時代に編まれた『耳袋』のごとく、はたまた松浦静山の『甲子夜話』のごとく、あらゆるジャンルを網羅すべく日々情報収集に取り組む傍ら、テレビ番組とのコラボレーションも行なった。著書は、6万部を超えるロングセラーとなっている『大人の博識雑学1000』や、『人類なら知っておきたい 地球の雑学』(以上、KADOKAWA)ほか多数。