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　2021年1月16日（日）、『「鬼滅の刃」遊郭編』（フジテレビ系）の第7話「変貌」が放送された。ついに上弦の陸・妓夫太郎が登場し、視聴者から大きな反響が上がった。

　戦闘の中で鬼のような姿に変貌した禰豆子は、一方的に堕姫を痛めつけていく。そして我を忘れ一般人を襲おうとするが、寸前のところで炭治郎が制止。しかし禰豆子は激しく抵抗し、本能のままに血を求めようとする。

　禰豆子を抑えようとしている炭治郎の前に、再び手負いの堕姫が。炭治郎が対応を迷っていると、その場に音柱・宇髄天元が駆けつけ、堕姫の首を難なく切り落としてみせる。感心する間もなく、宇髄に禰豆子の鬼化が進んでいることを指摘された炭治郎は、彼女を戻すために子守唄を歌う。

　すると場面は禰豆子の回想シーンに転換。回想では夕焼けの空の下で母親と手を繋ぎながら歩いている幼少期の禰豆子が描かれた。回想が終わると禰豆子は子どものように泣き、元の姿に戻っていく――。

　同作はこれまでも、冨岡義勇に気絶させられてしまった炭治郎を禰豆子が激しい飢餓状態にありながら守る素振りをみせるなど、種族を超えた家族の愛が描かれてきた。そんな家族の愛が再確認できるワンシーンに、ネット上では「禰豆子は鬼でもお母さんや家族の事は絶対忘れたりしないし我慢もいっぱいして辛いよね」「禰?豆子ちゃんの号泣は、私も感動しました」「子守唄感動しました。禰?豆子ちゃん可愛い」「禰豆子が大泣きして小さくなって寝るシーン感動したってか可愛い」「鬼滅、今回マジ泣いた。子守唄のシーンがとても響いた…」などと絶賛の声が続出した。

　2人のやり取りは海外の人の心も掴んだようで、放送直後に中国のSNS「ウェイボー」で『鬼滅の刃』がトレンド入り。「禰豆子に夢中になりました… 禰豆子は泣きました… 泣いた瞬間、私は禰豆子と炭治郎がもっと好きになりました」「炭治郎は一生懸命歌う… 禰豆子のため…」「この部分はとても感動的だ」といった反響が上がっており、国内外問わず大きな話題になったようだ。

　『鬼滅の刃』で一貫して描かれている炭治郎と禰豆子の絆。二人の互い想う姿は、国内のみならず海外の人々の胸も打ったようだ。