周りは婚活ラッシュ…。20代で恋愛経験なしの非モテ女子が婚活を決意する!/まともな恋愛経験なしでマッチングアプリに挑戦したら事件だらけでした

マンガ

公開日:2022/1/27

はじめに

はじめまして、チカポンです。

 今、私の体重は112kg。日本人で体重100kgを超えるには才能がいるらしい。

 つまり私には才能があるみたいです。

 自然の静寂と都会の喧騒の両方を味わえる何とも贅沢な地、千葉県で私は生まれました。母曰く、陣痛がきてから一瞬で出てきたそう笑。小さい頃から陽気だった私は、お笑いに夢中になり、高校生から本格的にのめり込み、人前でコントをするようになりました。

 この頃からお笑い芸人を志していたような。高校卒業後には、「お笑いといったら大阪やろ!」というテンションと熱意と若気の勢いのもと、NSC大阪に入学を決めました。

 入学後、私は猛スピードで大きくなっていきました。

 比喩ではなく文字通り本当に大きくなっていきました。

 大阪時代は、高校時代のアルバイトの貯金では心もとなく、家賃二万円台のユニットバスのワンルームを借りて、ひび割れが目立つ外壁に、夏は暑すぎる、冬は寒すぎる部屋で貧乏生活を数年送ることになりました。

 にもかかわらず、食べ物には困らなかったのです。

 今思えば、困ったほうがよかったのかもしれないけど……。

 アルバイト先の居酒屋では「フライドポテト」「タコの唐揚げ」といった揚げ物のオンパレードが毎回まかないとして出てきたし、先輩芸人の方にはありがたいことに毎週飲みに連れていっていただいたのです。店主の料理とキンキンに冷えたビールを堪能する日々を過ごすうちに、私はどんどんカロリーモンスターに変貌していきました。

 太った要因は他にもあります。高校時代は部活をしている分、沢山食べていたのです。部活がある分、カロリー消費もできていたのですが、卒業後は食べる量の変化がないまま、当然運動をすることもない生活を送ったのです。

 まあ、太ったといっても私は私が好きなので構わないのですけど。

 自分の中で波はあるけど、私は自己肯定感は高いほうです。

 だからこそ痩せられないというジレンマもあるかもしれないけど……人生難しいですね。

 そんな前向きな私は今、でかい壁にぶつかっています。

 大半の方もぶちあたる結婚という壁です。

 本書は、ぽっちゃりアラサー女子である私の婚活奮闘コミックエッセイです。マッチングアプリでの奮闘から地獄の合コン、相席屋物語などぜひ楽しんでいただけると嬉しいです。

<第2回に続く>

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