楽しいときや嬉しいときは笑う! 犬だって気持ちが顔に出る!/愛犬との絆がぐーっと深まる本
公開日:2022/3/1
コロナ禍や在宅ワークの導入などで、おうちにこもりがちな昨今。息が詰まる毎日の中、かわいい愛犬に癒されている人も多いのではないでしょうか? しっぽを振る意味は? ここは撫でられたらうれしいの? 飼い犬を好きになればなるほど、“もっと気持ちが知りたい!”と思いますよね。
今回ご紹介する『イラストでわかりやすい! 愛犬との絆がぐーっと深まる本』は、そんな飼い主さんの気持ちに寄り添う1冊。現役ドッグトレーナーでペットフード販売士、ご自身も愛犬と暮らしているゆきさんが、犬の飼い主さんが抱きがちなあるあるお悩みに、イラスト満載でわかりやすく答えます。
読めば今以上に愛犬の気持ちに寄り添って接することができ、愛犬ともっと仲良くできるかも!?
※本作品はゆき著の書籍『イラストでわかりやすい! 愛犬との絆がぐーっと深まる本』から一部抜粋・編集しました
犬も気持ちが顔に出る!
楽しいと犬も笑う!
遊んでいると笑ったり、苦手な犬が近くを通ると表情が硬くなったり、愛犬の表情を観察すると気持ちが顔に表れていて面白いです。
表情を見分けるポイントは目と口。あわせて、耳の様子も見てみましょう。耳の動きがわかりにくいたれ耳の犬も、よく見ると耳の付け根は動いています。顔以外にも体の力み具合や姿勢などをあわせて確認すると、判断しやすくなります。
楽しいときや嬉しいときは目元や耳、口のいずれも程よく力が抜けています。目はアーモンド型で耳と耳の間は広く、口は軽く開いているか自然に閉じられた状態です。飼い主さんになでられているときや遊び終えてリラックスしているときなどの表情です。
散歩やオヤツなど、ワクワクしているときは耳をピンと立たせて口角が上がっています。丸い目をキラキラさせ興味津々な様子です。
遊びの途中で軽く口を開けて舌を出し「ハフッハフッ」と呼吸する、そんなときは笑顔を見せてくれています。犬も楽しいときは笑うんです。ほかの犬もこの呼吸を聞くと落ち着き、友好的と感じて近づいてきます。練習は必要ですが、人が真似ても同じ効果が期待できます。
緊張したり困っているときは、目をキョロキョロさせて視線を合わせません。また、恐怖を感じているときはまばたきが増え、耳をペタンと後ろに倒します。
わんポイント
犬の気持ちを表情から読み取れると、もっとわかり合えるはず!