協力をお願いするときは、「必要とされている」と相手に思わせる言い方を!/なぜか感じがいい人の かわいい言い方③
公開日:2022/2/26
大人になるにつれ、人とコミュニケーションを取るのが難しいと感じることはありませんか?「あの人は感じのいい人だな」そう思ってもらいたいけど、どんな風に話せばいいのかわからない…。
世界トップクラスのビジネスセミナー講師として活躍している中、“コミュニケーションの天才”と称される山崎拓巳氏。今回ご紹介するのは彼が書いた書籍『なぜか感じがいい人の かわいい言い方』です。心理学やコーチング理論に基づいた人との距離を縮める“かわいい言い方”が収録されており、どの言い方も、性別、年齢を問わず使いやすいものばかり。
実際に口に出してみればみるほど、あなたの印象はどんどん良くなっていきますよ。仕事でも、家庭でも、出会いの場でも、ぜひおためしください!
※本作品は山崎拓巳著の書籍『なぜか感じがいい人の かわいい言い方』から一部抜粋・編集しました
チーム一丸となって、大きな成果を出したい。
しかし「やってくれる?」「協力してくれる?」「ご協力をお願いします」と声をかけても、なぜかひとつにまとまっている気がしない。みんなからあまりやる気が感じられない。そんなときどんな風に声をかければいいのでしょうか。
おすすめの魔法の言葉が「チカラをお借りしたいのです」です。
相手はその言葉を聞いた瞬間、「自分の存在が必要とされている」と感じられるだけでなく、「他人の考えによって動く」から「自分の考えによって動く」という立場に切り替わり、それならばやろうと思う大きなきっかけにもなります。
もちろん、一人ひとりにその言葉をかけても、賛同者が現れないという場合もあるでしょう。
その場合は少し厳しい言い方ですが、「あなたに返す恩はない状態」ということになります。
一番大切なことは、ふだんから「なにかあったら、あなたに返したい」と思っていただけるような関係を築いていくことですよね。
つねに与えること。つねに愛することです。