協力をお願いするときは、「必要とされている」と相手に思わせる言い方を!/なぜか感じがいい人の かわいい言い方③
公開日:2022/2/26
相手の負担があまりにも大きい。そんな大変なお願い事をするときは、どう伝えたらいいかわからなくて、つい先送りしたくなるもの。でもいつかは伝えないといけない。ならばどう伝えればいいのか。
大変な依頼内容は先に話すと、相手にショックを与えるかもしれません。
ですから、ぼくはこんな順序で伝えることにしています。まず最初に「ただただ申し訳ないという気持ちでいっぱいなのです」という謝罪をします。相手が「早く教えてください。なんかこわいよ〜」と本題を催促しはじめたら、「じつはこういう事情がありまして」と理由を説明します。そして「〇〇さんのチカラを借りて、要するにこれをお願いしたいのです」という本題は最後に伝えます。
普通ならば「A・〇〇をやってほしい(本題)」「B・なぜならこうだから(理由)」「C・申し訳ありません(謝罪)」という具合に、A→B→Cの順番で話すところを、「C・申し訳ありません(謝罪)」「B・こういうわけで(理由)」「A・◯◯をやってほしい(本題)」という具合に、C→B→Aの順番で話すのです。
こうして先に「聞くことに対する覚悟」を持ってもらった上で、重要度をお伝えすることによって、引き受けていただける可能性は高まります。