誘いを断るときは、行けない理由より「行けずに残念な気持ち」を伝えよう!/なぜか感じがいい人の かわいい言い方
公開日:2022/2/27
大人になるにつれ、人とコミュニケーションを取るのが難しいと感じることはありませんか?「あの人は感じのいい人だな」そう思ってもらいたいけど、どんな風に話せばいいのかわからない…。
世界トップクラスのビジネスセミナー講師として活躍している中、“コミュニケーションの天才”と称される山崎拓巳氏。今回ご紹介するのは彼が書いた書籍『なぜか感じがいい人の かわいい言い方』です。心理学やコーチング理論に基づいた人との距離を縮める“かわいい言い方”が収録されており、どの言い方も、性別、年齢を問わず使いやすいものばかり。
実際に口に出してみればみるほど、あなたの印象はどんどん良くなっていきますよ。仕事でも、家庭でも、出会いの場でも、ぜひおためしください!
※本作品は山崎拓巳著の書籍『なぜか感じがいい人の かわいい言い方』から一部抜粋・編集しました
忙しくて時間が取れないときや、気乗りしないときもあるかもしれません。
でもパーティー、イベント、飲み会などのお誘いを受けたときは、ぼくはできるだけ参加するようにしています。
誘われるということは、そこに自分にとって有益な「縁」と「ヒント」が隠されているかもしれないと思うからです。行こうかどうしようか迷ったら行くべきです。
それでも事情によって、どうしても参加できないときもあります。そんなときはどんな風にお断りすれば、相手に感じよく伝わるのでしょうか。
中には「行けない理由」を一生懸命説明しようとする人がいます。相手に対する申し訳ない気持ちがそうさせるのだと思いますが、これはきっと逆効果でしょう。「あなたとの予定よりも、こちらの予定の方が私にとっては価値が上だ」という考えを強調するだけだからです。
それよりも一生懸命伝えるべきは「行けなくて残念な気持ち」なのです。行きたかったのに残念です、ああすごく悔しいな、なんでよりによって日程がかぶっちゃっているんだろう、次があったら絶対誘ってください、という具合に。断る残念さを伝えることによって、むしろ関係が良くなったら最高ですね。