※この記事は最新話の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

　2022年2月13日（日）深夜のアニメ『進撃の巨人 The Final Season』では、第81話「氷解」を放送。カヤがマーレの戦士候補生・ガビ・ブラウンと、“ある人物”を重ね合わせるシーンに対し、「いや、これは泣くわ」「涙腺崩壊」などと多くの人が涙を誘われたようだ。

　そもそも「カヤ」とは、かつてサシャ・ブラウスによって助けられた女の子。村を襲った巨人に母親を食べられ、その様子をただ見ていることしかできず、逃げることもできなかったカヤを救ってくれたのがサシャだった。

　しかしそんなサシャは、マーレ国との争いのさなか、マーレの戦士であったガビに撃たれて死亡してしまう。そうとも知らずカヤは逃亡中のガビを助け、やがて親交を深めていった。しかし、全ての真実を知った際には「よくもお姉ちゃんを…！ 人殺し！」と怒りを露わにしていたのだが――。

　迎えた今回のエピソードでは、カヤが巨人に襲われそうになる展開に。今まさに巨人の手が彼女の方へ伸びかけたその時、対巨人ライフルを手にしたガビがカヤのもとへ駆けつける。巨人を撃ち殺し、命懸けで自分を助けてくれたガビに対してカヤは、「お姉… ちゃん？」とサシャの姿を重ね合わせるのだった。

　この一連の出来事は視聴者の間でもたちまち話題になり、SNS上には「サシャのシーンで胸を締めつけられた」「いろいろな感情が入り混じって涙が止まらない」「サシャがカヤを救い、カヤはガビを助け、サシャを殺したガビはカヤを救うという凄まじい因果関係よ…」といった反響が続出。今回の一件を通して、2人の冷え切った関係性はようやく“氷解”したようだ。

アニメ『進撃の巨人 The Final Season』
放送時間：毎週日曜深夜 24：05～
原作：諫山創
監督：林祐一郎
出演：梶裕貴、石川由依、井上麻里奈、神谷浩史 ほか

公式サイト：https://shingeki.tv/final/