※この記事は最新号の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

　2022年2月21日（月）に発売された『週刊少年ジャンプ』12号。『呪術廻戦』第175話では、特級術師・乙骨憂太VS黒沐死（くろうるし）の戦いに決着がつく展開に。しかしその勝利の仕方に対し、「ゴキブリにキスはさすがにヤバいwww」「呪霊とキスするのは里香ちゃんだけにしとけ（笑）」と衝撃が広がったようだ。

　そもそも黒沐死とはゴキブリの特級呪霊にして、所持得点54点を有する死滅回游のいちプレイヤーである。前話では仙台結界（コロニー）を舞台に、乙骨と黒沐死が戦闘を開始。今回のエピソードはそんな2人の激闘から始まり、最終的に乙骨が勝利を収める展開になるのだが――。

　読者の注目が集まったのは、乙骨が見せた黒沐死の倒し方。というのも乙骨は一瞬の隙をついて黒沐死の唇を奪い、その体内に反転術式の正のエネルギーを直接撃ち込んだのだ。

　本来反転術式とは「－（マイナス）」である呪力を体内で掛け合わし、「＋（プラス）」の呪力を生み出す術式のこと。今回は呪霊（－）である黒沐死の体内に正のエネルギー（＋）を注ぎ込んだため、“術式反転の力（－の呪力）”が生じて黒沐死はあえなく敗れ去る形に…。

　とはいえ先述した通り、黒沐死はゴキブリの呪霊。勝利したこと以上にゴキブリの呪霊を“キス”で祓ったことが話題になっているようで、SNS上には「こんな衝撃的なキスシーンある!?（笑）」「考えただけでも恐ろしい…」といったコメントが殺到した。

　さすがは劇場版の主人公、乙骨憂太。キスで黒沐死を祓うとは、やはり格が違う…。