※この記事は最新話の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

　2022年3月6日（日）に放送されたアニメ『ONE PIECE』第1013話では、久々にエースがメインで登場。ヤマトとの過去が明らかにされ、視聴者から「今年1番の神回！」と称賛の声があがった。

　以前エースは百獣海賊団総督・カイドウの首をとるため、仲間と共に鬼ヶ島に潜入したことがあり、ヤマトと激しい戦闘になっていた。しかしその日、目当てだったカイドウを含む幹部たちはみな遠征に出ていて留守だと判明し、これ以上鬼ヶ島にいる意味がないと潜入したメンバーたちはその場を後にすることを決めた。

　だがエースだけはそのまま鬼ヶ島に残ることに。戦闘でカイドウの娘・ヤマトの強さを感じたからこそ、なぜ彼女が海へ出ないのか気になったからだ。

　その後ヤマトはエースに「ここに居続けるのも海に出ないのも、全部あいつが悪いんだ」と父親に縛られていることを告白する。一歩島から出ると爆発する手錠をつけて自分をこの場所に監禁するカイドウをずっと憎んできた。ヤマトの言葉に自分の生い立ちを重ね合わせたエースは、「全部父親のせいだと？」「親は選べねえぞ、ヤマト！」と豪語。本当の答えは心のずっと奥にあるとヤマトに問いかけた。

　エースの言葉によって、“海に出て自由に生きたい”という本当の夢を思い出したヤマト。自分で自分を縛り付け、諦めていたことに気づいたのだった。

　ヤマトの心の迷いを晴らしたエースの名言に、視聴者は「父親に縛られてきたエースだからこそ語れる深い言葉に感動！」「またもう1つお気に入りのエピソードが増えた」とべた褒め。エースは様々な人に影響を与えてきた男の1人と言えるだろう。

アニメ『ONE PIECE』
放送日：毎週日曜 9：30～
原作：尾田栄一郎

公式サイト：https://one-piece.com