預貯金でお金を貯めるだけではダメ。お金を増やす方法とは?/1日1分読むだけで身につくお金大全100
公開日:2022/3/24
物価や税金が上がっている中、日々の節約方法やお金の増やし方に悩んでいませんか?
そこでおすすめなのが、『1日1分読むだけで身につくお金大全100』。著者は株式会社Money & You 代表取締役の頼藤太希さんと同取締役の高山 一恵さん。
ファイナンシャルプランナーでもあるお二人が、お金の超基本を丁寧にやさしく解説します。「貯め方」「増やし方」「節約の仕方」など、お金にまつわる教養が盛りだくさんです。
とても大切なことなのに、学ぶ機会が少ないお金のこと。お金ことがよくわからなくて不安な人も、忙しい人も、1日1分読めばお金の知識が身につきますよ!
※本書は、2022年1月時点の情報をもとに執筆・構成された書籍です
※本作品は頼藤太希・高山一恵著の書籍『1日1分読むだけで身につくお金大全100』から一部抜粋・編集しました
「退職金額の推移」によると、退職金制度を実施している企業は80.5%。従業員1,000人以上の企業であれば92.3%が実施している一方、30〜99人までの企業では77.6%と減っています。
退職金の金額も減少傾向です。大学卒の場合、1997年には平均で2,871万円あった退職金が、20年後の2017年には1,788万円と、約1,080万円も減っています。高校卒の場合でも、近年の退職金が減少しています。
一方、公務員は法律で退職金の支払いが規定されています。とはいえ、こちらも金額は年を追うごとに減少しています。たとえば国家公務員の場合、2019年度の支給額は約2,090万円。一般企業の平均よりは多いものの、それでも減少傾向にあるのです。
2019年に「老後資金は2,000万円不足する」と話題になりました。その老後資金も、退職金に頼ることはできなくなってくると考えられます。
10秒チェック!
大卒の退職金の平均額は1997〜2017年までで約1,000万円減っています。公務員の退職金もゆるやかではあるものの、4年間で約100万円減っています。