3月20日放送の『サザエさん』では、三河屋で働くサブちゃんが地域の年配者に向けた“代行サービス”を開始し、反響を呼んでいる。

　話題になったエピソードは作品No.8376「商売人の知恵」。ある日、サブちゃんは重い荷物を持って困っている年配女性を発見。代わりに自宅まで届けてあげると、女性は感謝の気持ちから三河屋のお得意さんになる。それを聞いたサザエは、「親切が結果に繋がったのよ」とサブちゃんの行いを称賛。波平やマスオも「サービス精神が旺盛」「商売人の適正を持っている」と口々に褒める。

　翌日、いつものようにサブちゃんに注文するサザエだが、サブちゃんから「ほかになにか必要なもの買ってきましょうか」と尋ねられ、驚く。聞くところによると、サザエ宅の裏に住む老夫妻からすでに買い物を頼まれており、その「ついでですから」という。どうやら昨日の女性を見て「お年寄りの方は買い物するの大変だな」と感じたようで、「俺がちょっとでも力になれればいいかな」と困っている人の助けになりたいと明かす。

　こうした代行サービスに、ワカメは「サービスのしすぎなんじゃない？」と心配する一方で、「タダで買い物してくれたんじゃ悪い思うもんね」と無料の代行サービスを受けた人が三河屋で注文し、結果的に売り上げがあがる仕組みに納得。また、三河屋の旦那も大喜びのようで、当のサブちゃんは「売上を伸ばすつもりで始めたわけじゃなんいですけどね」と苦笑いするのだった。

　親切の気持ちから図らずも代行サービスを始めたサブちゃんに対し、ネット上では「サブちゃんの代行サービス、サザエさんはこういうところで現代っぽさを入れてくるんだな」「サブちゃん、御用聞きの新機軸」「サブちゃんは優しさたっぷりの今のAmazonだね」「人が困っていることや喜ぶとことからサービスが生まれて事業になる この考え方、まさに3方よし 売り手よし、買い手よし、世間よし 国民的アニメ素晴らしい」「サブちゃん別料金取った方がいいぞ」「ウーバーサブちゃん」などと反響を呼んでいる。

　サブちゃんが「Uber Eats」の配達員として働きだす日も近い!?