動ける体づくりのマイルール/安田美沙子のRunから始まる笑顔な暮らし③
公開日:2022/4/15
頑張りすぎない、ちょっと素敵な日常が垣間見えるインスタグラムが人気の安田美沙子さんは、走ることで、自分がよく分かるようになったといいます。どこが傷むのか。どう疲れるのか。どうケアすればいいか。自分の体のことが分かり、メンタルの安定感も得られるようになったそう。アラフォーとなり、健康食コーディネーターやランニングアドバイザーの資格も取得。2人の子育て真っ最中の彼女の忙しい日々を1冊にまとめた『安田美沙子のRunから始まる笑顔な暮らし: 美・食・走る 私のゆる楽しい日々の習慣』をご紹介。
動ける体づくりのマイルール
40代を前にひとりの女性として、ランナーとして、よい状態をキープできているのは、自分に必要な家トレやケアをコツコツ続けてきたからだと思います。ラン仲間やトレーナーの先生たちから教わってつくりあげた、美沙子流のルールを披露します。
家トレやケアを通して自分の体の専門家になる
家トレやセルフケアを始めたきっかけのひとつに、ランがあります。20代から走ってきたので、自分のパフォーマンスがどのような状態か、ケアが必要かどうかを判断する、ものさしをもっているようなイメージです。
私はプロアスリートではないので、何かを体系的に学んで実践しているわけではありません。ケアやツールは、仲間やトレーナーの先生から教えてもらった情報から、その都度、必要なものを取り入れてきました。
たとえば、肩甲骨回し(次ページ参照)はメディカルトレーナーのイワイ・タカアキさんの提唱するやり方です。選んだ理由は、シンプルで続けやすいから。ながらでできるので、キッチンで行うときもあります。顔色も明るくなって肩こりにも効くので、疲れたときでもこれだけは続けています。
ものすごく疲れてスペシャルなケアが必要というときには、コレクションしている健康グッズが活躍します(18ページ参照)。それらを用いるときのポイントは、疲れをとり、ゆがみをとり、コリをほぐすこと。今では欠かせない相棒たちです。
走る筋肉を鍛えるために、ジムでワークアウトをした時期もありましたが、最近は週1回、ジャイロトニック(22ページ参照)に通っています。自分では狙えない箇所のインナーマッスルを刺激して鍛えてくれるので、いつも新しい発見があります。仲間たちのおかげで、必要な情報が日々更新されるのがうれしいです。
●朝と夜に肩甲骨回しを30回
朝は代謝を上げる目的・夜は疲労回復を目的に
●1日の終わりには体をほぐしてメンテナンス
●ポイントは、疲れをとる・ゆがみをとる・コリをほぐす
撮影/眞板由起