猫が保護される理由はさまざま。“保護猫”と出会える場所やペットショップとの違いをご紹介/ねこ活はじめました
更新日:2022/7/21
まずは! 保護猫のことが知りたい
①保護猫ってなあに?
最近耳にする機会が増えた「保護猫」。捨て猫や多頭飼育崩壊、病気で自活できない猫など、なんらかの理由で人間に保護されることになった猫のことを「保護猫」といいます。
行政や保護猫団体などにより、年々保護猫を守る活動が拡大しています。その一方で、保護猫を引き取るまでに必要な具体的な手順や知識を知らない方もまだまだいます。
②保護猫と出会える場
保健所や動物愛護センターなどの行政施設から、保護猫団体が運営するシェルターや保護猫カフェ、里親募集サイトなど、出会い方は様々です。地域のコミュニティサイトでも里親を募集していることもあります。引き取る際の手順や条件は施設やサイトによって異なるので、まずは気になる施設に問い合わせて実際に足を運んでみてください。猫さんだけではなく、「運営している方々との相性」も大切です。
③ペットショップとの違い
ペットショップでは、好みの猫種や柄、性別、月齢など細かく選ぶことができます。しかし一部のブリーダーやショップでは無理な交配や大量飼育など問題を抱えている場合もあり、選ばれる猫の背景の裏側に選ばれなかった猫がいるという現実にも目を向けなければいけません。
とはいえ近年では保護猫活動の支援も手掛けるショップも増え、保護猫とショップ猫は相対するものと考えるのは安直です。保護猫を引き取る条件に合わずショップを選択する人もいますし、現状それも一つの選択であると受け止めるべきだと思います。
大切なのは保護猫がもっと認知され、「保護猫という選択肢を知らなかった」という人が減ることだと思います。