日本×台湾で目指せモンスターコンテンツ!「コミックウォーカー」に台湾生まれの人気コミック登場!
公開日:2022/4/24
株式会社KADOKAWAが、台湾の独立行政法人である台湾クリエイティブ‧コンテンツ‧エイジェンシー(TAICCA)との“協業”を発表。今後さまざまな共同施策プロジェクトが始動するという。
まずは「台湾コミックはじめました!」と題し、台湾で生まれた人気コミックの翻訳版がKADOKAWAのコミックプラットフォーム「ComicWalker(コミックウォーカー)」で配信されていく。はじめに配信されるのは以下の4作品。
『機械の国のアリス』
機械の国に迷い込んだアリスは、不思議なウサギに導かれて懐中時計の争奪戦に巻き込まれていく。騒ぎはどんどん大きくなり、敵の増援部隊も送り込まれてくる。自分の元居たところへ戻るために、アリスは最後の戦いへ向かう。
『猫妖傳』
ザーシン(周哲昕)は弟と二人暮らしの高校生。バイトで生計を立てているが失敗ばかり。バイトの配達の途中、猫の妖怪の戦いに巻き込まれ大事故を起こして気を失ってしまう。気づいたときにはザーシンの身体に猫の妖怪が取り憑いてしまっていた!
『殤否 僕らの世界のつくりかた』
高校生の阿書と王子謙は小さい頃の鮮烈な出会いでつながっている。それぞれ決して恵まれたとは言えない生い立ちや家庭環境に向き合い、悩み、一歩踏み出す。それを繰り返しながら自分たちの生き方を探し、お互いを支えながら青春の日々を過ごしていく。
『ヘレナとオオカミさん』
養護施設で暮らすヘレナは絵本が大好きで、入院中の弟・アーサーに絵本を読んであげるのが日課。自分でもいつか絵本を作りたいと絵を描くことも欠かさない。ある日、自分の大好きな絵本作家であるオオカミさんのサイン会に参加するチャンスがやってくる。
同プロジェクトは、日本のマンガとはちょっと違う雰囲気の作品を気軽に体験できるまたとない機会。興味のある人はぜひチェックしてみてほしい。
また「台湾コミックはじめました!」と並行して、上記作品の著者とKADOKAWAの編集者とで新作マンガの制作も進行中とのこと。日本×台湾のクロスカルチャーは、一体どんなモンスターコンテンツを生み出してくれるだろうか。KADOKAWAとTAICCAの共同施策に注目しよう!